- ずっと美術のお仕事事件
- 夜は音楽のお仕事も動物のお仕事も事件
▼再掲。
糸井重里と、職業として霊媒師をしている友人が夢に出てきた。五時四十五分起床。
朝から暑い。ベランダの床のコンクリートも手すりのアルミも既に迂闊に裸足で歩いたり触ったりするのがためらわれるほどだが、風があるのでかろうじてしのげる。
某案件の仕事を一日かけて進めた。
十五時、歯科医へ。処置の跡の回復は順調。患部への歯ブラシもデンタルフロスもOKとのこと。次回は八月のアタマになる。ランニングのスタート直後はちょっとうずいたがすぐ慣れた、と話をしたら、このクソ暑いのに走ってるの?と感心された。でもこの先生、フルマラソンの経験が豊富だったはずだ。そして落語家でもある。
夕食は和食をちまちまと。小鉢中心。洗い物が大変になる。
▼この画像、妻がTwitterにアップしたのだが、何がどうなっているのか、Twitterの表現規程に引っ掛かってしまっているようで、「不適切な表現を表示しない」を設定していると表示されない。AIが、これはセクシーポーズだと判断したか。わはは。
六時二十分起床。曇り空だったが少しずつ晴れ間が広がっていった。風はやや強い。木槿や立葵が小さく大きく、揺れ乱れる。
午前中は掃除だの仕事の残務処理だの。
午後、外出。都内某所でクライアントが開催する不動産セミナーを取材。その後新宿小田急百貨店の伊東屋に寄ってから帰宅。暑い。
夕方は妻と軽くウォーキング。桃井原っぱ広場は親子連れでいっぱいだ。
夕食はピザで手軽に済ませた。食べながらテレビ朝日の「アイス総選挙」を見たが、アイスをほとんど食べず、飲みものとゴミ処理券を買うくらいしかコンビニを利用しないタチなのでほとんどの銘柄がよくわからないのだが、上位に食い込むのは昔からある定番のものが多いようで、ぼくでも名前はわかる。だが大人になってから食べて美味しいと思ったものはすくない。もっとも、十年以上食べていないものばかりだから、企業努力によって大幅に味が向上しているということはあるのだろう。
読書は昨日のつづき。古井由吉「雨の果てから」(「群像」2018年8月号掲載)、そして大澤真幸「〈世界史〉の哲学 近代篇20 神に見捨てられた世界の叙事詩……なのか?」(「群像」2018年7月号掲載)。古井さんのほうは、夜鳴く烏の話から、死にゆく姿をうたった古代ローマの皇帝の詩の話へ。
▼破壊の女王。
▼そして新たなおもちゃを手に入れるが、あまり気に入っていない様子。
六時二十分起床。曇天。雨は降っていないようだ。じゃれつく葵を適度にかまいつつ、身支度する。
換羽中のコジコジのカゴを念入りに掃除。家の中も念入りに掃除。作業するほどに汗ばむ。湿度は高い。
西荻で買い物を済ませてから、パンで昼食。アンセンのクロワッサンとミニ食パンがうますぎて、おなかいっぱい。
午後は仕事。某案件のフレーズ作成。
十四時、依頼しておいたエアコンクリーニングの業者が来訪。かなり若い。二十代後半じゃないかな。清潔な印象。仕事も実に丁寧だった。「くらしのマーケット」というハウスキーピング系のサービス業者斡旋サイトから依頼したのだが、この方を選んでよかった。またお願いしようと思う。
夕方はランニングへ。上井草から石神井へ向かい、石神井公園をぐるぐる回ってから善福寺川沿いを経由するコース。16.3kmを、1時間31分。石神井は坂が多いので、距離以上の疲労を感じたが、でも心地よい。成長したカルガモたち。そしてゲーゲーと汚く鳴くオナガ。石神井も善福寺も、そろそろカイツブリが出てくるんじゃないかな。
夜はテレビ東京の、東京湾につながる川をボートでめぐる旅番組を観た。東京は水の街でもあるのだとつくづく感じる。ぼくも、つい善福寺川沿いや石神井池をランニングコースに選んでいるわけだし。昔、「タモリ倶楽部」でおなじような企画をしていたのだが、あれもおもしろかったなあ。NHKの「ヒルブラ」でもやっていたような。
読書は古井由吉「雨の果てから」(「群像」2018年8月号掲載)、そして大澤真幸「〈世界史〉の哲学 近代篇20 神に見捨てられた世界の叙事詩……なのか?」(「群像」2018年7月号掲載)。後者はフォールディングというイギリスの作家が1749年に発表した『トム・ジョウンズ』を中心に、明確なプロットを持つ(『パミラ』や『ロビンソン・クルーソー』よりもさらに)近代的な小説の起源を探っている。偶然的必然に基づくサイコロ賭博的小説観というのは、よくあるものなのだろうけれど、おもしろい。
五時四十五分起床。雨。資源ゴミの日なのだが、古新聞を出すのをためらってしまった。回収されるまでの数時間で、かなり水を吸ってしまう。もう少し遅めにしてなるべく水を吸わないように、と考え七時半に出し直したが、効果があったかはわからない。
仕事。朝イチで某案件をすませ、外出。東京ビッグサイトで開催中の「販促EXPO」「広告宣伝EXPO」を視察。得意先であり、配布用小冊子の構成とコピーを担当したT社も出展しているので顔を出したが、かなりリードが取れているとのことで、安心した。
十四時、品川へ移動。アトレに入っているピザ屋さんで遅めのピザランチ。マルゲリータにしたのだが、生地がやたらうまかったなあ。しっかりした小麦粉の味を楽しめるというか。
つづいて別のアパレル系企業の展示会に顔を出す。展示会のはしごだ。こちらはファッションショーとブース展示。盛況だった。ひさびさにデザイナーのKさんと会う。
十七時三十分、帰社/帰宅。メール対応や事務処理を終わらせてからは、比較的のんびりと過ごした。
読書は古井由吉の連作「雨の果てから」(「群像」2018年8月号掲載)。古井さんにはめずらしく、動物を題材にした作品。私小説的な世界なのだが、深夜に鳴き叫ぶ烏の描写から作品ははじまる。
そういえば、今月からなんと、石原慎太郎が連載をはじめた。この作家は都知事としてはあまり評価しなかったのだが(ぜんそく治療の補助金制度をつくってくれたことには感謝している。小池都知事になってから大幅に補助額が縮小されたが)、ちょっと読んでみようかな、という気になっている。たしか、脳梗塞で軽度の失読症になっているはずだ。そんな人が、連載をはじめるとは。すごい。