わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

佐伯一麦「ななかまど、ローワンツリー」

 「群像」2019年2月号の短篇小説特集「文学にできることをⅡ」に掲載。

 染め物?の作家の妻の展覧会のためにイギリスの友人宅に滞在する小説家夫婦。その友人は東日本大震災の時に小説家夫婦のもとを訪れ、被災していた。外国での被災という事実が生み出すさまざまな感情を、時間とコミュニケーションが、ゆるやかに解決していく…と書くとメリハリのあるストーリーを想像するけれど、そういう作品ではない。 

群像 2019年 02 月号 [雑誌]

群像 2019年 02 月号 [雑誌]

 

 

▼佐伯一美の作品はこちら。

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冬猫

 五時四十五分起床。今朝も冷え込みは厳しいが、風がいくぶん和らいでいるのが救いか。朝の空は曇りがちで、陽が高くなるにつれて少しずつ青空が広がっていったが、夕方になるとまた雲が空を覆いはじめた。

 仕事。諸案件を断片的に、という感じ。

 午後、妻はグループ展最終日のため会場へ。コピー機の上で寝ている葵を横目で見つつ、仕事を進める。目が覚めたら、遊べ遊べとうるさくなった。フェルトのタマッコロを何度か投げてあげた。

 夕方、一時間ほどウォーキング。ついでに夕食用の弁当を買う。

 戻って仕事再開。

 夜は比較的のんびり過ごせたが、仕事関連のメールはちょこちょこと届きつづけている。すべて急ぎではないのだが。

 

▼再掲。1年くらい前かな。体がまだ少し小さい。

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疲労と病気猫と

 五時四十五分起床。昨日のランニングのせいだろう、疲労が軽くたまった感じ。十二月、アデノウイルスと気管支炎で三週間ほど走れなかった時の体力低下を、まだ引きずっているのかもしれない。ま、時間が解決してくれるはずだ。

 友人Sの家の猫、チロルが亡くなったとの連絡が入る。肺の病気だったようだが、本当に厳しい状態はわずかな間だったようだ。妻が共通の友人とお別れに行ってくる、とのこと。帰宅後に話を聞いたが、Sさん夫妻も子どものTちゃんも闘病期間があった分だけ覚悟はすでにできていた感じだった、とのこと。

 成人の日だが、仕事。某案件の取材準備、そして別の案件のネーミングづくり、さらに別の案件のコピーと構成案。やるべきことは多いが、日が暮れる前にすべて目途が立った。

 夕方、ウォーキングへ。6kmほど歩く。知らない道、知らない道、と選びつづけたら、いつの間にか住所表示が吉祥寺のエリアに迷いこんでいた。

 

 読書は佐伯一麦「ななかまど、ローワンツリー」(「群像」2019年2月号掲載)。私小説的な短篇なので、大きな変化が起きない。ただし、過去の体験、その記憶が心に深く刻まれている。

 

群像 2019年 01 月号 [雑誌]

群像 2019年 01 月号 [雑誌]

 

 

紅茶の縁

 六時二十分起床。午前中は大澤真幸「〈世界史〉の哲学」(「群像」2019年2月号掲載。ドストエフスキーから資本主義を読み解く試み)を少し読んだり、アイロンをかけたり。Amazonから、葵のおもちゃの玉っころと、『僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない』が届く。話題になっている、とてもわかりやすい「宇宙のわからなさ」に関する入門書。

 

群像 2019年 02 月号 [雑誌]

群像 2019年 02 月号 [雑誌]

 
僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない この世で一番おもしろい宇宙入門

僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない この世で一番おもしろい宇宙入門

 

 

『出張!なんでも鑑定団』の再放送を観る。今井俊満の絵画。ものすごい情念。


 妻と外出。歩いて、南阿佐ヶ谷荻窪のちょうど中間あたりにできた「ダリア動物病院」の内覧会へ。花子、麦次郎がお世話になっていた先生が新たに開業した。葵、次からはここにお世話になろうと思っている。設備を見せていただいたが、動物愛たっぷりの気配りとハイテク医療機器が融合したすばらしい空間になっていた。

dahlia.tokyo

 

 阿佐ヶ谷へ。商店街を歩いていたら紅茶専門店ジークレフ」ができていたので立ち寄ったら、ぼくの地元に近い茨城・猿島の紅茶が置いてあったので興味深く観ていたら店員さんに声をかけられた。このあたりの出身で、友人が日本茶をつくっていて、最近は紅茶にも取り組み、イベントにも出展したり賞をもらったりしている、と話すと店員さんが大興奮。その方を知っています、とのこと。日本産の紅茶についていろいろお話を伺い、試飲もさせていただいた。中国茶みたいに、茶葉を入れたまま飲むスタイルがお勧めとのこと。どんどん味わいが変わっていってたのしい。茶園の友人(先輩だけど)にスマホで連絡したら、この店にはよくお世話になっていて、講演会をしたこともある、とのこと。知らぬ間に大御所になりつつあるようだ…。

www.gclef.co.jp

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 阿佐ヶ谷からあれこれ寄り道しながら、そして通りかかった店でフィナンシェとか買ったりしながら、帰宅。

 夕食は鶏手羽先と鶏モモ肉で鍋。水と酒、そしてネギで肉を時間をかけて煮込んで、野菜は大根とキャベツだけ。少し白だしを加え、青ネギを散らして塩と黒胡椒で食べる。うまし! 食べながら「イダテン」。綾瀬はるかの演技が笑えるほどすばらしい。
 

 夜はランニングへ。13kmを1時間12分。北風対策でウインドブレーカーを着たのだが、風はほとんどなく、思ったより寒くなかった。ランナーと、旅行帰りらしい大きなラゲージを転がす人をたくさん見かけた。

 

▼先日購入したランニングシューズ、0.5cmサイズダウンしたのだが、いい感じ。

 

 

 

 

 

 

 

猫玉っころと鳥ティッシュ

 六時二十分起床。曇天。寒さも厳しいようで、オイルヒーターがなかなか効いてこない。

 午前中はひたすら掃除。寒かったが体を動かせばたちまち火照ってくる。Tシャツ一枚で作業した。キャスターの下などから、葵がおもちゃにしているウール製の玉っころがたくさん出てきた。コジコジティッシュで遊んでいる。

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 午後は仕事。某案件のポスターの構成とコピー。土曜だが仕事のメールもちらほらと。正月休みをひきずっているような感覚はない。

 夜は走ろうかと思ったが、小雨が降りはじめたので断念。筋トレしながら「すべらない話」を観た。安定したおもしろさ。そういえば、今日は雪が降るかも、という予報だったなあ。

 読書は佐伯一麦「ななかまど、ローワンツリー」(「群像」2019年2月号掲載)を少しだけ。

 

 

群像 2019年 02 月号 [雑誌]

群像 2019年 02 月号 [雑誌]

 

 

今日の事件簿

  • 食べ終わらないパン祭り事件
  • 熟睡はしていない事件
  • 一時間半の予定が三時間事件
  • ギアという単語はあまり浸透していない事件
  • 異様な食欲事件

 

▼気になっているが、猫のおもちゃとしては少し小さい。