わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

雨を避ける

 五時四十五分起床。朝から体が火照る。

 あおいの膀胱炎、かなりよくなっているようだ。投薬したが、花子や麦次郎と違い、素直に飲んでくれるのもありがたい。ほとんど抵抗しない。

 午後、小石川にて打ち合わせ。終了後、少しだけ雨に降られたが雨脚が強まる前に電車に乗れた。池袋で乗り換えると激しい雷雨になっていた。だが西荻窪に着く頃には止んでいた。うまい具合に雨を避けることができたようだ。

 帰宅後、コーヒータイム。妻が高円寺で買ってきた「新カステラ」を食べた。相変わらずおもしろい食感でおいしい。

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 夕食はキノクニヤのローストビーフ弁当。

 

 保坂和志「鉄の胡蝶は記憶に歳月の夢に掘るか(15)」。数ページ読んだだけだが、今の所は短パンの話。あるいは老いの話。そして猫の話。

 

群像 2019年 10 月号 [雑誌]

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ハレルヤ

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膀胱炎

 五時四十五分起床。今日も暑かった。九月に二日連続で猛暑日になるのは二十七年ぶりとテレビのニュース番組で言っていたが、二十七年前にそんなことがあったなんて、さっぱり思いだせない。いや、「九月に二日連続の」ではなく「九月に二日間の」だったか。わからない。忘れた。調べればわかるのだろうが、調べないでおこう。

 葵が膀胱炎。何度もトイレに入って砂をかいては飛び出し、ヒステリックに走り回っている。イライラするらしい。尿も潜血している。午後、妻が病院に連れて行くことに。

 十四時、小石川にて某案件の打ち合わせ。移動中、汗が止まらない。目に入ってくる。

 十六時、帰社/帰宅。妻もほぼ同時に帰ってきた。注射を打ち、薬をもらってきたそうだ。ストレス性らしい。台風が原因か。態度は落ち着き、潜血もなくなったようだ。

 

 多和田葉子「星に仄めかされて(10・完結)」(「群像」2019年10月号掲載)。病院の地下に住む不思議な男の子ムンンのモノローグではじまった連載が、ムンンのモノローグで終わる。ムンンがHirukoたちに星をプレゼントするシーンは美しかった。

 瀬戸内寂聴「その日まで(13)」(同)。江藤淳との思い出。江藤淳、長年「群像」を購読し続けているから誌面で何かしか読んでいるはずなのだが、全然思い出せない。書棚には一冊もないなあ。

 

群像 2019年 10 月号 [雑誌]

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地球にちりばめられて

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いのち

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台風と手術

 記録的な強さの台風が東京を直撃。雨風の音で一晩中眠れず、五時三十分にはきちんと起きたが、しばらくはマンションの被害対応に追われた。外廊下の屋根が数枚吹っ飛び、三階に住んでいる方が屋上に設置していたエアコンの室外機の固定が外れて倒れてしまった。

 こんな日に、父の膀胱がんの手術。状況が落ち着いてからは交通情報を確認しつづけ、茨城の実家のそばにある総合病院まで行けそうな目処が立ったところで家を出た。それでも、いつもなら一時間半かかるところが二時間以上を要した。

 父の手術は十時半ごろスタートの予定だったが台風の影響で繰り下げられたらしく、十三時四十五分に変更。開始の三十分前にはなんとか到着できた。

 父は手術室へ。しばらく母、妹と病室で話をしながら終了を待った。

 十六時、終了。部分麻酔だし内視鏡を使った開腹しないタイプの手術なので、ケロッとしている。医師の説明は切除した部分の分析が終わる二週間後になるとのこと。がんは大きめのものが一箇所だけだが、小さいものがいくつかあったようだ。発見が早かったようなので、息子としてはあまり心配していない。十数年前の胃がんの手術の時よりは気が楽だ。ま、油断はできないのだけれど。

 十七時、病院を出た。高校の先輩が地元に開いていた本格フレンチの店が閉店していたのを知り、驚く。うわあ。

 帰りはたっぷり二時間半かかった。

 

 強行帰省と手術立ち会いの間も仕事は動き、新規の依頼もいただいた。明日からは気持ちを切り替えねば。ねばねば。

 

 

錆猫、ナン、エプソンとキヤノン

 六時起床。体が重いのは、昨夜のランニングで予想以上に気温も湿度も高く、かなり体力を奪われたからだろう。身支度の動作がさらに緩慢になる。

 午前中は掃除。

 午後は妻と吉祥寺へ。お世話になっている「錆猫ギャラリー」で挨拶をしてからコピスの地下に入っている「ナマステ東京」でインドカレー。ここはカレーは当然だが、ナンがうまい。その後ヨドバシカメラで、昨日突然壊れてしまったほぼ妻専用になっていたインクジェットプリンターを買い換える。またエプソンにしたが、接客してくれたのがキヤノンの応援スタッフだった。

 重たい箱をせっせと運んで、自宅でセットアップ。以前に比べたらかなり簡単になっているので妻に任せたのだが、どこかでエラーが出ていたようでうまくつながらず、結局やり直した。二度目はまったく問題なし。

 アイロンしながら録画しておいた「タモリ倶楽部」。大量に溜まっている。その後、少しだけ仕事。事務処理がメイン。

 夜はランニングへ。7kmを40分。やはり暑かった。

 

 

ガブガブと

 五時四十五分起床。厳しい残暑というよりは、盛夏が戻ってきた。そんな印象の朝。ひどい寝汗に辟易し、久しぶりに朝湯につかった。

 仕事。某案件のパンフレット改訂版のコピーと構成を延々と。昼食は昨日、四谷のアトレに入っている「PAUL」と荻窪ルミネのお気に入り「GARDEN HOUSE」というふたつのお気に入りベーカリーで買ったパン。PAULのオリーブパンにチーズを載せて焼いたらオリーブとチーズ、そしてパン生地の旨味が渾然一体となって、すでに焼いてある似たようなパンよりはるかにおいしくなった。

 夜はランニングへ。1時間20分少々、14km。夕方は涼しい風が吹きはじめたと妻が入っていたので走りやすいかと思ったが、ひどい湿気とまだなおしつこくアスファルトの上に居残る日中の熱とで、脱水症状になりかけた。ポカリをガブガブと飲みながら、上井草、善福寺、関町、吉祥寺と夜の街を走り抜けた。

 

▼最近は家でつくったものを持ってランニングしている。ボトルポーチはこれとはちがうものだけど。4〜5年前に買ったものをまだつかってる。

 

 

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ぼーっとしている、ヌケている

 五時四十五分起床。寝汗に苦しむことはなくなり心地よい目覚めができるようになりつつあるが、その反面なのか、朝の動作が全体的に緩慢になっている。一分で済むことが二分近くかかる。積み重なっても完全に倍の時間が、ということにはならないのだが、無駄が多いような気がしてならない。おそらく酷暑の朝と比べて頭が冴えている分、これは今やらなくても、先にこちらをやるべきだ、と考えることが増え、その分手が止まっているのではないか、と自己分析しているが、実際のところは、ぼーっとしているだけの話なのかもしれない。

 仕事。夕方は四谷にて某案件のプレゼン。好評。

 

 読書は田中和生叙事詩としての近代小説」(「群像」2019年9月号掲載)のつづき。村上春樹ノルウェイの森』の叙事詩性。「誰かのために死ぬ」という戦前・戦時中の価値観の崩壊。うーむ、この作品、読んだ方がいいかな…。村上春樹は初期の作品何冊かと、『ねじまき鳥』『海辺のカフカ』は読んだのだが、そこで止まってるし、間の何冊かがヌケている。

 

群像 2019年 09 月号 [雑誌]

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ノルウェイの森 (講談社文庫)

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