わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-06-23から1日間の記事一覧

堀江敏幸『河岸忘日抄』

大家の入院、近所に停泊していた船の暴漢事件。エピソードが少しずつ積み重ねられていくタイプの小説。それは新たな発見というよりも自分自身を確認する作業のように読める。と書くと私小説だな。そんな雰囲気は濃いが、私小説ではないと思う。

夢か現か

三時四十五分起床。ワールドカップ日本対ブラジル戦をテレビで観る。玉田が打ったシュートがゴールネットを揺らしたときは、日本中が期待に包まれたと思う。だがそれは長く続かなかった。世界が強すぎるのではない、と思った。ワールドカップ出場や決勝トー…