2006-07-04から1日間の記事一覧
名作『抱擁家族』の三十年後の世界。私小説。ボケ老人小説。本作は最近発表された『残光』へとつづいていく。
うーん。ひょっとしたら、日常をつうじて人生を、そしてそこに隠れた運命を描ききるという点で、堀江は中上と共通した要素をもっているのかな、なんて思いはじめた。波乱万丈のシケの日の海か、波風たたぬ穏やかな海か。そんな違いで、両者とも海であること…
七時起床。午前中から打ち合わせのある日は朝が慌ただしくなる。しかし出かける前の作業に対する期待を捨ててしまえばゆとりはできる。問題は、そのゆとりはあくまで見せかけであって、作業を先延ばしにしているだけだということ。こんなことの繰り返しでは…