2006-07-05から1日間の記事一覧
欠陥だらけだったマイホームについて、自虐的な描写が延々とつづく。悲壮な場面を極限まで重ねることで、悲壮さを飛び越えて客観的な、カッコつきの「笑い」に辿り着くのが小島節。
七時起床。今日も灰色の雲が切れ目なく延々とつづく、地味な空。昨日、おとといはいくぶんではあるが雲の重なり具合に表情があった。曖昧なものの上に曖昧なものを重ねても、曖昧であることには変わりない。梅雨時の雲のかたちこそ曖昧の最たるもののような…
欠陥だらけだったマイホームについて、自虐的な描写が延々とつづく。悲壮な場面を極限まで重ねることで、悲壮さを飛び越えて客観的な、カッコつきの「笑い」に辿り着くのが小島節。
七時起床。今日も灰色の雲が切れ目なく延々とつづく、地味な空。昨日、おとといはいくぶんではあるが雲の重なり具合に表情があった。曖昧なものの上に曖昧なものを重ねても、曖昧であることには変わりない。梅雨時の雲のかたちこそ曖昧の最たるもののような…