わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2008-07-04から1日間の記事一覧

岡崎祥久「ctの深い川の町」

「群像」六月号掲載。芥川賞候補作。今のところ、一種の負け犬小説、という感じ。 ネガティブな感情を根底にしたリアリズム小説か、と思いきや、妙なインチキSF的な要素も絡まってくる。不思議な作品。独学魔法ノート作者: 岡崎祥久出版社/メーカー: 理論社…

金井美恵子『恋愛太平記』

姉妹三人でひな祭り。とにかく批判精神、というよりは既成概念的常識的な存在、その退屈さに対し「ケッ」と悪態をつく姿勢は本作でも炸裂。恋愛太平記〈1〉 (集英社文庫)作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 集英社発売日: 1999/11メディア: 文庫購入: 6人 ク…

ピリンピリリン、カカカ、パシャ、ピシャ

四時、雨音で一度目を覚ました。堂々とした響き方。 六時起床。さて、ここで問題です。四時の雨音と六時の電子アラーム、どちらが快適な目覚めを与えてくれるでしょうか。 十一時三十分、六本木へ。某自動車教習所ウェブサイトの打ち合わせ。ブランディング…