わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2009-10-24から1日間の記事一覧

高橋源一郎「日本文学盛衰史 戦後文学編(2)」第二回 ラップで歌え、サルトル!

「群像」11月号掲載。何ページか読んだが、今のところタイトルのまんまです。群像 2009年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/10/07メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (11件) を見る13日間で「名文」を書けるように…

吉村萬壱「太り肉」読了

自分より下の存在でないと愛せない男、ニンゲンを信じることができない女、ニンゲンをだますことに生き甲斐を感じる男…。彼らは信じ合おうとしない。たがいに腹を探り合い、ダマし合いに似た交わり方をつづけていく。 読めば読むほど醜さが際立ち、読めば読…

ちひろ美術館コレクション展 ねこねこ大集合/ちひろ いのちの画集

http://www.chihiro.jp/tokyo/exb0904-2.html http://www.chihiro.jp/tokyo/exb0904-1.html 11月15日まで開催中。前者は世界各国の絵本作家が描く猫、あるいは猫のいるシーンの作品約50点が公開されている。おなじドウブツだというのにタッチは多様で、各作…

David Sylvian「Manafon」

10月に発売されたばかりの最新作にしてここ数年の最高傑作。ソロ名義では「Blemish」(これまた傑作で、愛聴している)以来だから6年ぶりかな。アンチ・ポップではあるが内容は他に比べられる音楽をぱっと思いつけぬほど個性的、というよりは「孤高」という…

麦次郎とともに来週にかける

六時三十分起床。天気予報では晴れと報じていた記憶がある。布団を干す予定だったが平坦な灰色の雲が空一面にのっぺりと広がっており、のっぺりとはしているが厚さは相当なようで朝日などまるで感じられず、おまけに雨が降り出しそうな気配さえあり、これじ…