わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2011-08-06から1日間の記事一覧

土屋昌巳「森の人」

元ジャパンのミックやリチャードなどの盟友たちのほか、BUCK-TICK櫻井などが参加している異色作。発表当時は久々のソロ名義でのフルアルバムということでかなり興奮したけれど、当時流行していたテクノ風ビートの感覚がどうしてもなじめず、あまり聴かなかっ…

手塚治虫『マンガの心』

漫画の神様による漫画の入門書。子どものころ、石ノ森の『マンガ家入門』は読んだが、こっちは読まなかったなあ……。ラジオ日経の番組「ビズステージ 明日使えるアイデア発想術」で、パーソナリティを務めた藤堂剛氏がオススメしていたのでAmazonで購入。古書…

ゲルハルト・ケップフ『フクロウの眼』

第十四章、オウムがその半生を振り返っている。ねじれた視点から妙な方向に向かって発せられるとんちんかんな皮肉。この作品のあり方そのものだな。 ふくろうの眼 (文学の冒険)作者: ゲルハルトケップフ,Gerhard Kopf,園田みどり出版社/メーカー: 国書刊行会…

何の変哲もなく、じっとりと

六時起床。晴れ。ここのところ、仕事が落ち着いているので今週末もオフ。気がゆるんでいるので目が覚めてもドウブツの世話をしても身支度をしても朝食がわりのトマトジュースを飲んでも眠い。気を取り直し、書斎の棚に並べておいた資料用のファイルボックス…