わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2012-05-13から1日間の記事一覧

保坂和志『明け方の猫』

表題作読了。存在論、認識論、そして輪廻転生思想がカオスとなり、中途半端な状態で作品は終わる。テーマ(おそらく偶発的にそうなってしまっただけで、このテーマで書こうとしていたわけではなさそうなのだが)といい、終わり方といい、かなり気に入ってい…

喉を腫らす/店員の対比

二時三十分、猛烈な喉の痛みで目が覚める。水を飲むのも難儀するくらいの腫れっぷりに驚く。マスクをして布団にもぐる。 四時、さらなる痛みで目が覚める。これはまずい。猫にゴハンを与えてから、痛む喉をかばいつつバナナを食べ、にわかに「食後」の状態を…