わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2014-05-04から1日間の記事一覧

ジェームズ・ソルター/岸本佐知子訳「楽しい夜」

「群像」2013年4月号掲載。三人のアラサー女性の愚痴り合い小説かと思いきや、一人の女性にフォーカスされ、漠然とした悲しみに微かに共感していると、彼女の運命が最後の最後で一気に明かされ、読者は脳天直撃の衝撃を食らう。あまりに衝撃的で絶望的な悲し…

片岡義男「タリーズで座っていよう」

「群像」2013年4月号掲載。これ、読むの忘れてた…。切り取られたライフスタイル、そこに潜む孤独と淡い交流、その奇妙なねじれた関係。淡い交流が孤独を助長するというか。奇妙だが、これは現代そのもの。ミッキーは谷中で六時三十分作者: 片岡義男出版社/メ…

サラ・イネス『猫も寝てはならぬ』(2)

傑作『誰も寝てはならぬ』から、猫が登場する話だけを抜き出した特別編集版。芸人の「あるあるネタ」のようなおもしろさ。猫も寝てはならぬ(2) (ワイドKC モーニング)作者: サライネス出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/03/20メディア: コミックこの商品…

おっさんの休日

六時四十分起床。インコのぷちぷち、換羽が激しい。 午前中は掃除とアイロンがけ。午後からはだらだらと読書したり寝たり近所へ柏餅を買いに行って食べたり。鬱陶しいおっさんの休日だな。 東京MX「探偵ナイトスクープ」が終わって十八時、ランニングへ。12.…