わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

アフリカ文学

エイモス・チュツオーラ/橋本福夫訳『ブッシュ・オブ・ゴースツ』

ま、ハッピーエンドということなのだろうなあ。 本作は、寓話だ。一人の男の異世界での不条理な体験談を通じて語られているのは、「受容すること」の大切さ、そして「あきらめないこと」の大切さ、ということなのかな。 ブッシュ・オブ・ゴースツ (ちくま文…

エイモス・チュツオーラ/橋本福夫訳『ブッシュ・オブ・ゴースツ』

息子が人間と幽鬼のハーフだったことが原因となって二度目の妻とも別れ、再び地上を目指してさまよう主人公。前半の渾沌としたむちゃくちゃさはだんだん影を潜め、文明の影が色濃くなっていく。しかし、どんなに読み進めても「幽鬼(ゴースト)」とは何なの…

エイモス・チュツオーラ/橋本福夫訳『ブッシュ・オブ・ゴースツ』

主人公、超女性と二度目の結婚。モラルとは何かはわからなくなる作品だが、善悪は普遍的なところもあったりする。 ブッシュ・オブ・ゴースツ (ちくま文庫) 作者: エイモスチュツオーラ,橋本福夫 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 1990/09 メディア: 文庫 …

エイモス・チュツオーラ/橋本福夫訳『ブッシュ・オブ・ゴースツ』

主人公がブッシュ・オブ・ゴースツに迷い込んでからまだ数ヶ月、せいぜい一年程度の話かと思っていたが、十八年が過ぎたことになっていた。時間の進み方までもがメチャクチャだ。 ブッシュ・オブ・ゴースツ (ちくま文庫) 作者: エイモスチュツオーラ,橋本福…

エイモス・チュツオーラ/橋本福夫訳『ブッシュ・オブ・ゴースツ』

クモの巣グルグルにされ、埋められ、焼かれ、こびとに拉致られ…。ふう。暴走する想像力。文化的な下地がまったく違うから、想像力の暴走の方向も内容もまるっきりぼくらとは違う。刺激的。 ブッシュ・オブ・ゴースツ (ちくま文庫) 作者: エイモスチュツオー…

エイモス・チュツオーラ/橋本福夫訳『ブッシュ・オブ・ゴースツ』

水がめにぶっこまれて、変な妖怪みたいな容姿になってしまって、幽鬼たちに神だ神だとあがめ奉られて、ヒツジの生け贄とかもらって生き血とかぶっかけられて、拉致られ誘拐され、祠に祭られ…。冒険マゾ小説として読むべきだな、これは。 ブッシュ・オブ・ゴ…

エイモス・チュツオーラ/橋本福夫訳『ブッシュ・オブ・ゴースツ』

アフリカの作家、『やし酒飲み』のチュツオーラの、もうひとつの代表作。現代は“My Life in the Bush of Ghosts”。デヴィッド・バーンとブライアン・イーノが同名のコラボ・アルバムを出している。大昔に聞いたなあ…。 父の三番目の妻の次男である主人公は、…