わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

世界史

よそ見のカナブン

六時起床。目覚めた直後は不思議と体がさらりとし、汗のアの字も感じず、この快適さが毎日つづけばと本気で願ったが、身支度を始めるとたちまち体が湿りはじめ、顔に、首に、胸や背中に、じっとりしたものが広がっていく。かきはじめの汗は不快だ。体をしっ…

アーロンチェア、ゲルカヤノ、タピオカ

六時起床。一日中、小雨がぱらついたりやんだりが繰り返される、いかにも梅雨らしい空模様だが、こんな感覚をこの季節に味わうのは、強い雨が降っては晴れが続くような激しい梅雨ばかりだったように思えるここ数年の中では、逆に特異な傾向なのかもしれない…

服を買う

夜中に何度も目が覚めてしまった。暑いから、というのは明白だが、加えてノドの痛みも原因のようだ。昨日は朝イチでベランダに日除けの農作業用のネット、あれはサンシェードというのか、オーニングというのか、ともかくそれを取り付けたのだが、ベランダの…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学」 近代篇18 最初の小説

「群像」2018年5月号掲載。 文字通り、小説の起源について。読み進めるうちに、小説という文学形式がヴェーバーの『プロテスタンティズムと資本主義の精神』と関わりがある、というよりも、ピューリタンの信仰のかたちと近いということに、そして資本主義の…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学 近世篇21 世俗の神秘体」

「群像」2015年9月号掲載。王の身体の二重性についての考察はまだまだつづく。神/キリストが規定した(と考えられる)自然法(=理性)があり、それを正義として規定する存在として王が存在し、王が規定した正義の実体として法が存在するというヒエラルキー…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学 近世篇13 世界の中心へ、縁へ、海へ」

「群像」11月号掲載。近世のキリスト教世界における、エルサレム=中心を目指す志向と、大洋=縁を目指す志向は決して対立するだけものではなく、むしろ深く関係しあっている、と著者は説く。 キリスト教の聖地への求心化する志向性と異邦の領域を彷徨する遠…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学 近世篇13 世界の中心へ、縁へ、海へ」

「群像」11月号掲載。世界=経済として近代世界システム、すなわち資本主義の起源は十六世紀にあるという主張から今回ははじまる。 カール・シュミットの「人間は本質的に陸の動物であるが、純粋に大地的ではなく、海を志向する要素も合わせ持っている」と定…