わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

今日のオンガク

今日のオンガク(Japan関連ばっかし)

●David Sylvian & Robert Fripp/The First Day The First Day アーティスト: David Sylvian,Robert Fri 出版社/メーカー: Discipline Global 発売日: 2015/02/03 メディア: CD この商品を含むブログを見る Sylvian / Fripp - Jean The Birdman - YouTube ●Da…

Mick Karn「Dreams of Reason Produce Monsters」

ミックの誕生日ということで聴いた。ぼくと1日違いなんだよね。谷崎潤一郎も今日が誕生日だ。 変な管楽器とブバブバするフレットレス・ベース。およそポップではない、世の中から断絶された音世界なのだが、不思議と惹かれる。その隔絶感が逆に心地よいのか…

Yes「Close to the Edge」/クリス・スクワイア、逝く

高校生の頃、Yesはよく聴いた。「Owner of a lonely heart」が最初だったけど、「Fragile」「Relayer」と本作が特に気に入っていたなあ。 クリス・スクワイア、白血病を患っていたらしい。ご冥福をお祈りいたします。 Close to the Edge(CD+Blu-ray) アーテ…

David Sylvian「A Victim of Stars 1982-2012」

最近はオンガクがらどんどん遠ざかっているのだけれど、それでも時折、10代を共に過ごしたアーティストの作品だけは、無性に聴きたくなる。今日は愛するデヴィッド・シルヴィアンのベストを少しだけ聴いた。 デヴィッドの「Brilliant Trees」、ジャパンの「…

Trey Gunn

Warr Guitarって、ほんとおもしろい楽器だ。Chapman Stickもだけど。 それにしても。なんでこの曲のタイトルはKumaなんだろう…。 The Trey Gunn Band - Kuma (Live) - YouTube Waters They Are Rising アーティスト: Trey Gunn 出版社/メーカー: 7d Media 発…

King CrimsonとDavid Sylvianの新譜

Amazonから同時に届いた。立て込んでいるので、聴くのは週末までお預けだな。ひょっとしたら冬休みまで聞けないかも…。 Elements of King Crimson アーティスト: King Crimson 出版社/メーカー: Discipline Global 発売日: 2014/12/02 メディア: CD この商品…

Brian Eno/Apollo: Atmospheres and Soundtracks

Apollo: Atmosphere & Soundtracks (Dig)アーティスト: Brian Eno出版社/メーカー: Astralwerks発売日: 2005/01/20メディア: CD購入: 2人 クリック: 38回この商品を含むブログ (15件) を見る

Brian Eno

Enoのアルバムって「Music for Airport」しか持ってないんだけど(しかもダウンロード版)、YouTubeにいろんなアルバムがまるっとアップロードされていて驚いた。 Enoの作品はこちら。

Mick Karn「Dreams of Reason Produce Monsters」

今日は元ジャパンのベーシスト、ミック・カーンの命日です。というわけで、一番気に入っている作品をご紹介。まったくポップじゃないしヘンテコリンだしベーシストらしからぬ内容なんだけど、デヴィッド・シルヴィアンの「Brilliant Trees」と並んで、10代の…

ゼルダ「C-ROCK WORK」「カルヴァナル」

前作はゼルダの最高傑作だと思うのだが、ヴォーカルのサヨコは歌の音量が絞られたミックスなので気に入っていないらしい。絞られているからこそ、あの完成度の高さに到れたと思うのだが。 後者は思春期的なアンバランスさが狂気的な魅力となって襲いかかって…

David Sylvian & Robert Fripp「The First Day」

最近、なんだかわからんが気づくとアタマのなかで「Firepower」後半のロングトーンのギターソロがずーっと鳴り響いている。ま、たしかに名演ではあるのだが。First Dayアーティスト: Sylvian,Fripp出版社/メーカー: Emd Int'l発売日: 1993/07/05メディア: CD…

Sonny Clark「Cool Struttin'」

ベタなジャズの入門的名盤だけど、ときどき無性に聞きたくなる。なんでだろ。Cool Struttinアーティスト: Sonny Clark出版社/メーカー: Blue Note Records発売日: 1999/04/07メディア: CD購入: 9人 クリック: 68回この商品を含むブログ (59件) を見るSonny C…

Thelonious Monk「Misteroso」

ちょっとラテンっぽいムードもあるんだよね……。Misteriosoアーティスト: Thelonious Monk出版社/メーカー: Ojc発売日: 1991/07/01メディア: CD購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (10件) を見る

King Crimson「Starless & Bible Black」

ひっさびさに聴いた。1990's/2000'sクリムゾンを聴くと、この時代の演奏はとにかく粗い。だが、その粗さにグイグイと引き込まれる。本作はアルバム全体の世界観が希薄でとにかくとっちらかった印象なのだが、それでも、胸ぐらを捕まれたままズルズルと引き…

King Crimson「CostruKction of Light」

メタルな感じとDiscipline時代を彷彿とさせるバッハのごときインタープレイの融合。正確すぎるフリップのリフと、自由すぎるエイドリアンのソロの対比。クリムゾンの隠れた名作。この次の「The Power to Believe」も好きです。Construcktion of Lightアーテ…

Dalis Car「InGladAloneness」

ヒットには結びつくわけもないのだが、名盤の予感。というか、フルアルバムとして仕上がっていれば、めちゃくちゃ評価が高かったはず。惜しい。本当に惜しい…。 Dalis Carのデビュー盤「The Waking Hour」、中古市場でめちゃくちゃ値上りしているそうだ。複…

Dalis Car「InGladAloneness」

昨年1月にガンで他界した敬愛するベーシスト、ミック・カーンの遺作。元バウハウスのピーター・マーフィーとのプロジェクトなのだが、ファーストアルバムは、ミックのベース・プレイばかりが際立ちアンバランスな未消化作品だったが、本作はゲストミュージシ…

David Sylvian「Approaching Silence」「Blemish」

前者は抽象前衛的ダラダラインスト。こういうの好きなんですわ。 後者は2005年だったかな? に発表されたソロアルバム。近年のデヴィッドの作品の中では、一番気に入っている。前衛的な音作りなのだけれど、私小説みたいな詩の世界、そして絶望的で悲観的な…

Mick Karn「Dreams of Reason Produce Monsters」

今日はミックの命日。一周忌になる。早いもんだ。 Japanの「Tin Drum」、David Sylvianのソロ「Brilliant Trees」、そして本作がなかったら、今のぼくは絶対にいないと思っている。Dreams of Reason Produceアーティスト: Mick Karn出版社/メーカー: Virgin …

ジョン・ハッセル

YouTubeに上がっていたのでBGMにしてしまった。やっぱりハッセルはいい。

David Sylvian「Manafon」

オンガクに形式はいらない、と思って作品をつくったら立派な形式になってしまった。デヴィッドがそう思っているかどうかはともかく、本作には新たな音楽形式を切り開けるくらいのポテンシャルがある。もっとも、それは決してメインストリームにはなり得ない…

Robert Fripp「A Blessing of Tears」

キング・クリムゾンのリーダーであるフリップが独自に開発した(っていうか、いろんなデジタルエフェクターやギターシンセサイザーを組み合わせて構築した)デジタルエフェクターシステム「Soundscapes」を使ったソロ作品。シンセサイザーの即興演奏のように…

Robert Fripp「A Blessing of Tears」

King Crimsonのリーダーでありギタリストのロバート・フリップの、ギター・シンセサイザーやエフェクター、サウンド・ループなどからなるシステム「soundscapes」による即興インストアルバム。ギター一本だけで、抽象的だが荘厳なメロディを奏でている。深い…

Jansen/Birbieri「Stories across borders」

とにかく地味。だけど好きで好きで、もう20年くらい聴きつづけている。まばらな静寂、という言葉がいちばんにあいそうな音。変な表現だけど。音の密度はあまりないのだが、一音一音が心に静かに、しかし鋭く沁みる。Stories Across Bordersアーティスト: Jan…

Peter Gabriel 「IV (Security)」

名曲「Shock the Monkey」収録。ピーガブを語る、となると注目されるのはやはり「So」なのだが、個人的にはIIIとIVが絶対にハズせない。歴史的名盤。Peter Gabriel 4: Securityアーティスト: Peter Gabriel出版社/メーカー: Real World Prod. Ltd発売日: 201…

戸川純『レーダーマン』

先日、YouTubeで偶然、「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに戸川純がゲスト出演していたときの映像を発見。中学時代、戸川純にハマっていたことがあるのを思い出し、探してみたらありました。ヤプーズといいゲルニカといい、戸川純のオンガクはと…

土屋昌巳「森の人」

元ジャパンのミックやリチャードなどの盟友たちのほか、BUCK-TICK櫻井などが参加している異色作。発表当時は久々のソロ名義でのフルアルバムということでかなり興奮したけれど、当時流行していたテクノ風ビートの感覚がどうしてもなじめず、あまり聴かなかっ…

Fripp & Eno「No Pussyfooting」

お仕事のBGM。イーノのアナログシンセに、フリップのギターソロが幾重にも重なっていく。もっと評価されてもいいと思うのだが、アンビエントアレルギーの人って多いからなあ……。No Pussyfootingアーティスト: Robert Fripp出版社/メーカー: Dgm / Inner Knot…

Jakszyc, Fripp & Collins「Scarcity of Miracles: a King Crimson Projekct」

正式ラインナップではなく、実験的小規模ユニットである「ProjeKct」名義。おそらくフルラインナップでのアルバム発表はもうないだろうし、ひょっとするとこれが最後のクリムゾンがらみのオリジナルアルバムになるかも…と、ちょっと覚悟しながらポチった。Sc…

David Sylvian「Died in the Wool」i

シルヴィアンの新作はリミックス+新曲という構成らしい。ずいぶん前にアマゾンでポチったが、ブログで紹介するのを忘れていた。Died in the Woolアーティスト: David Sylvian出版社/メーカー: Samadhi Sound UK発売日: 2011/05/31メディア: CDこの商品を含…