わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

堀江敏幸

堀江敏幸「二月の次に七月が」(24)

「群像」2019年12月号掲載。記憶を辿るということ。幸せも、ちょっと避けたかったことも、でも向き合わなければいけないことも、どうでもいいことも、すべてが今につながっている。 メディア: この商品を含むブログを見る メディア: この商品を含むブログを…

半分干からび

五時四十五分起床。四時ごろだたろうか、妻がゲロ臭い、ゲロ臭いと騒いでいるので目が覚めた。葵がどこかにゲロしたらしいのだが、発見できないという。だが、ぼくが起きたらすぐ見つかった。妻の枕元にかなり近い場所で、半分干からびかけていた。 仕事。某…

考えたくなったから考えた

五時四十分起床。早朝から慌ただしく作業し、早めの朝食を済ませてから外出。西荻窪の住宅街に、かすかではあるが金木犀の香りが漂う。 十三時、新宿某所にて新規案件の打ち合わせ。新しい仕事の打ち合わせは刺激が多く、学ぶところも盛りだくさんで楽しい。…

雨とレトルト

五時四十五分起床。いや、騒々しく響く雨音で五時に目が覚めた。マンションの裏手を流れる善福寺川が決壊するのではないか、と心配になるほどの降り方だったが、もちろんそんなものは杞憂だ。雨は新聞を取りに行く時間、六時半にはほぼやんでしまい、空は雲…

ひきずる体調、秋の雲

五時四十五分起床。昨夜の体調不良をまだ重くひきずっているようで、朝の身支度のすべてが緩慢になる。気分が悪いということはないが、体が重い。そういえば、昨夜は四度も小便で起きた。そして今朝は軽く下痢をしている。 曇天。空を覆う雲が微かに秋めいて…

堀江敏幸「二月のつぎに七月が」(21)

「群像」2019年3月号掲載。 同級生であり、雇用関係にもある二人の男の会話。この小説は基本的に会話劇なのだが、大きな物語があるわけではなく、市場にある食堂を軸にした人間関係の広がりを、俯瞰的に描くというのが基本的な内容。会話の中には小さな物語…

堀江敏幸「二月のつぎに七月が」(20)

「群像」2019年2月号掲載。 なんだろ、「群像」における「男はつらいよ」じゃないけど、そんな感じの存在感になりつつあるようなw 白菜の漬け物を仕込む作業中に倒れ病院に運ばれた女性の手を握る夫。その手に、漬物の塩のじゃりっとした粒が付く。女性はそ…

堀江敏幸「二月のつぎに七月が」(19)

「群像」2019年1月号掲載。 市場の食堂のスタッフと店に訪れるお客たちの会話や記憶が巧みに紡がれているのだが、彼らの記憶を通じて、その世界観が少しずつ広がりはじめているような…。 群像 2019年 01 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/1…

堀江敏幸「二月のつぎに七月が(18)」

「群像」2018年10月号掲載。連載開始当初は、ドラゴンボールの孫悟空風に言えば「オラ、ワクワクすっぞ!」って感じで読んでいたのだが、もう連載18回。まだワクワクしている。ワクワクの性質はドラゴンボールとはまったく違うけど。 父の形見の文庫本を読み…