わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

対談

使い続けてエイジングが進むと

中学生の頃の友人の家にいる夢を見た。だが、具体的には何も覚えていない。五時四十分起床。 iPhone 15を購入したのだが、端子がUSB-Cに変更になっているのを失念していた。radikoやポッドキャストを聞くためにいつも使っていたイヤホンはLightning接続だっ…

チャサンポーへ

五時四十分起床。日を重ねるごとに冷え込むようになった。今朝は朝日の明るさがありがたい。少なくとも気分だけは暖かになる。 午前中はせっせと掃除。そして妻がつくってくれたツナとトマトのパスタで昼食。何度も食べているが、やっぱり美味しい。 午後は…

まあ、こんなもんだよな

五時三十五分起床。いつもより微妙に早いのは、寒いからか。葵は朝から廊下をいったり来たりと忙しそうだが、何をしているのか、よくわからない。猫ならではの謎の行動、ということか。 妻、個展最終日。大盛況のうちに終わったようだ。ありがとうございます…

こんな日もある

五時四十分起床。夕べは早めに布団に入ったので、久々に七時間も寝たことになる。ランニング、距離はそれほどでもないがスピードは(自分としては)出していたから、疲労は大きかったのだろう。だから、よく、長く眠れた。まあ、こんな日もある。 仕事。某ク…

安藤礼二×佐々木敦「批評のマテリアリズム」

「群像」2021年3月号掲載。それにしても、最近の「群像」は読みたい作品が多過ぎて困る。「群像」以外の本を読めない。 で、本作。文学、映画、音楽と複数の分野で批評活動を展開する佐々木敦の小説論で、「群像」での連載をまとめた『それを小説と呼ぶ』刊…

横尾忠則×磯崎憲一郎「わからない芸術」

「群像」2018年5月号掲載。老画家と脱サラ50代小説家、ふたりの芸術論。内容はタイトルの通り、「わからないことに価値がある」そして「芸術に寓話的解釈は不要」ということに尽き、感動至上主義的な風潮が強まりつつある現代の美術や文学の世界に釘を刺して…

磯崎憲一郎×中島岳志「「与格」がもたらした小説」

「群像」2017年12月号掲載。小説とは個人の主張によって書くものではなく、小説によって書かされるものであり、作者は小説に仕える立場の者だ、といった趣旨。読解し固定的な読み方を強制する現代の国語教育への警鐘が、実はひな壇芸人の役割分担のような社…

筒井康隆+佐々木敦「なぜ「最後の長篇」なのか?」

「新潮」2016年9月号掲載。「新潮」の創刊120周年記念イベント?で、この二人の対談が行われた模様。そのときの文字起こし原稿。筒井の最高傑作という声もちらほら、の『モナドの領域』の創作秘話、みたいな話。 GODのモデルがグラウチョ=マルクスというの…

吉増剛造/長野まゆみ「奇跡的な言葉のしぐさ----『冥途あり』をめぐって」

「群像」2015年8月号掲載。長野まゆみの新作『冥途あり』の発売記念対談。長野まゆみの言語感覚は特殊なものがあって、初期はちょっとしたあざとさすら感じられたのだが、『冥途あり』はその特殊な言語感覚がいい感じに和らぎ、小説として地に脚がついた感じ…

平野啓一郎×大澤真幸「予測不可能な未来を生きる」

「群像」2014年12月号掲載。 気鋭の小説家と思想家の対談。平野啓一郎の新刊『「生命力」の行方』の発行記念対談というところだろうか。平野が唱える「分人主義」の思想を起点に、ポストモダンと分人との関連性、資本主義の起源とシステム、そして今後の問題…