わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

工芸

三鷹市美術ギャラリー「根付 ~江戸と現代を結ぶ造形~ 展」

どうやら安土桃山時代頃に生まれたらしい、日本伝統のストラップ「根付け」の、歴史的名品と現代作家の作品、両方を一度に楽しめる展覧会。展示品が小さいので、虫眼鏡を渡される。こんなのはじめてだ(笑)。種類、モチーフだけでなく、原料や技法もよくわ…

第715回デザインギャラリー1953企画展「越境のデザイン crossing borders」

大好きな松屋デザインギャラリーの企画展。コンセプトは「今までの領域ではカテゴライズできない、コミュニケーションやプロダクト、空間やエンジニアリングという領域を横断する試みに焦点を当てた “越境のデザイン”」だそうだ。展示されたプロダクト自体は…

金沢と若造

六時三十分起床。春めいた、というよりは春そのものの明るい陽射しが、微かに霞んだ空に満ちている。鳥たちの鳴き声がいつもより少しだけ澄んで聞こえるが、ウチのインコの声だけは相変わらずで、オノマトペに表記しなおせば、濁音のオンパレードになってし…

根津美術館「特別展 動物礼賛」

主に東洋(中国と日本)における、動物をモチーフにした美術作品(工芸品中心)の展覧会。メインは大英博物館から来たという二つの「双羊尊」。ひつじ年だからなんだろうな(笑)。展示品の半数くらいは紀元前の中国の青銅の器や鏡。二千年以上前にこんなに…

いっそいらない/まだ若い

六時三十分起床。異様な疲労感は食べ過ぎと昨日の帰省の移動距離の長さ、電車の混雑さ、そして酔っぱらった父親の相手をしていたこと、すべてが折り重なってのことなのだろう。年が明けることはうれしいが、それで気が休まったり身体が休まったりということ…

第710回デザインギャラリー1953 正月企画展「美濃のらーめんどんぶり展」

松屋銀座7階で1月26日まで。 浅葉克巳、片桐仁(ラーメンズ)、束芋、佐藤卓、祖父江慎、永井一正、松永真、横尾忠則らの手によってデザインされたラーメン丼が展示されている。意外と無難にまとめた人が多い中、ラーメンズ片桐と束芋が気持ち悪さが際立って…