わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

歴史

手放すのではなく

五時四十分起床。寒さはほとんど感じられなかったが、習慣で、目覚めと同時にエアコンを作動させた。いざ布団から抜け出してみると、この選択が合っていたことに気付かされる。三月三日、ひな祭りの日だがまだまだ冬だ。 三月三日は耳の日でもあるので、耳掃…

鵜呑みはやはりダメだと

五時四十分起床。雨は午前中に止むという予報を鵜呑みにしていたが、朝の降りっぷりを見ると予報は外れたのだろうな、鵜呑みはやはりダメだと思わざるをえなかった。篠つく雨。家の裏手を流れる善福寺川の川面を雨が激しく打ち叩いている。およそ冬の冷たい…

増えるといいな、と本当に

今朝も五時四十分起床。午前中は雨が降らないという予報だったので走るつもりでいたが、ヤフーの天気アプリの「雨雲レーダー」を見ると「○分後に雨が降り始めます」とある。何分後なのかはころころ変わる。それだけ予報しにくい状況のようだが、いずれにせよ…

ホラー色が強い

五時四十分起床。暗く、そして寒い朝。一気に冬めいたな、と驚きつつ、葵にごはんを与えた。 午前中は掃除やら読書やら。午後は妻と買い出しに行ってから、Amazonプライムで「岸辺露伴ルーブルへ行く」を見た。テレビドラマシリーズと同じ世界観だが、よりホ…

尾を引いているかと思ったが

五時四十分起床。昨夜のランニングの疲労が尾を引いているかと思ったが、そうでもない。いつも通りに身支度。 妻、午前中から外出。ぼくは家で掃除、アイロン、読書、料理。夕食は和風のスープカレーをつくった。二度と再現できない感じ。 大澤真幸「〈世界…

少し和らいだ

五時四十分起床。背中と首の痛みは少し和らいだものの相変わらずで、痛みで何度も目が覚めた。だが呼吸がしにくかったり痛みをかばって日常生活に支障が出るというほどではない。 午前中は掃除。妻はイベント二日目。 ネコ市ネコ座2日目もうすぐ始まりまーす…

とりどり

五時四十分起床。明るい朝日が、いかにもゴールデンウィークらしいと感じさせる。 午前中はせっせと掃除、 午後はランニングへ。妻が自転車でついていくという。ならば、と春から初夏の花がたくさん咲いていそうな和田堀公園へ。色とりどり。そして犬とりど…

葵の猫トイレを新調するために

五時四十分起床。今日もしっかり休める。空は灰色で雨が降りそうな気配が少しだけあるものの、なんとかもちそうな雰囲気も感じられる。午前中は掃除。霜で枯れてしまったベランダの植物を処分した。 午後は妻と外出。葵の猫トイレを新調するために中野の島忠…

つい、たらたらと

五時四十分起床。暖かな朝。だがその暖かさが、かえって身支度の動作を緩慢にさせる。つい、たらたらと着替えてしまう。 午前中はせっせと掃除してから図書館へ。予約していた本の受取と借りていた本の返却。途中、あちこちで鮮やかな桃の花、そしてくすみな…

いつものペースでチャカチャカと

五時四十分起床。帯状疱疹はかなりよくなっているようで、肋間神経痛はまだ残っているものの、夜中に痛みで目を覚ますことはなくなった。この状態をかかりつけ医の先生はどう判断するか。 仕事。朝イチで某案件の打ち合わせ。そして十一時に内科医へ。発疹は…

十五年くらい飲んでいない。

今朝も五時四十分起床。肋間神経痛はかなりよくなっているのか、夜中に痛みで目が覚めることはなくなってきた。ただし尿意で目が覚めている。水分を取り過ぎているのだろうか。昨日は炭酸水が疲労回復によいと効き、ならばウイルス感染している自分の体にも…

相変わらずあざやかで美しい

デロンギのオイルヒーターを買う夢を見た。現実にはもう持ってるんだけどね。五時四十分起床。 雨はすっかり上がっていたが空はまだ薄く灰色で平坦な雲に覆われ、今ひとつすっきりしないな、と考えつつベランダから窓越しに眺めるのだが、窓から離れて数分も…

カルガモ、コガモ、他多数

今朝も五時四十分起床。起床直後の部屋の中は薄ら寒かったが、ベランダに出てみると四月にしては日差しが強く気温も高そうだったので、布団を干し、冬用の毛布などを一気に洗濯した。午前中干しただけでカラッカラに乾いた。 午後、ランニングへ。夏日だった…

生活のアレコレを済ませていくうちに

五時四十分起床。朝のうちは曇りがちではあるものの朝日はこの季節にしてはまぶしくて強い。暖かさから春の予感を色濃く感じるが、それもつかの間、掃除を終え、買い出しを済ませ、昼食をとって、と生活のアレコレを済ませていくうちに陽は雲に隠れ、雲はど…

ソロモンとムサイ

今日も五時四十分起床。仕事しようかと思っていたが、朝から頭痛がひどく、もう一カ月くらいマトモに休んでいないので、思い切って今日はオフにした。といっても、朝に三十分だけ仕事しちゃったけど。 午前中は念入りに掃除。午後、妻が個展会場に向かうので…

歯車の歯が一個分だけ

五時四十分起床。真夏のような暑さは感じないが、梅雨の湿気に口や鼻を軽くふさがれているような息苦しさがある。身支度はのろくなり、葵やコジコジのゴハンの準備も、いつものことだというのに、そのルーティーンが軽く乱れる。どこかで、歯車の歯が一個分…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学」現代篇(5) 〈しるし〉が来た

「群像」2021年1月号掲載。今月もニーチェの『ツァラトゥストラ』。永劫回帰という概念が、実はキェルケゴールと表裏一体のような関係をなしている。キェルケゴールの思想はキリスト教を信じるがゆえに神の矛盾に気づくというジレンマを抱えている、みたいな…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学」現代編(3)絶望としての信仰

「群像」2020年11月号掲載。あと一章だけ読み残したまま、二週間以上放置してしまった…。 絶望とは悲劇に由来するものであるが、一方でキリスト教の福音書は反悲劇的正確があり、すなわち「喜劇」でもあるという点にキェルケゴールは着眼していた、と著者は…

大澤真幸「〈今の時〉に満たされた時間 「歴史の概念について」をめぐって」

「群像」2020年10月号掲載。読了した。 過去の事実に、現在における大きな歴史的変化や事件の「片鱗」や「兆候」を見出すこと。この、バックキャスティング的な歴史観が史的唯物論、ということになる、のかな。そして、この構造は、実は「最後の審判」とおな…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学」現代編(2)もうひとりのモーゼ

「群像」2020年9月号掲載。 西洋文化の精神構造としてのエディプス・コンプレックスはフロイトの精神分析における根幹をなしている…と思いきや、晩年のフロイトは『モーセという男と一神教』という著作で、モーゼには出エジプトを指導したモーゼとは別にもう…

熊野純彦『西洋哲学史 古代から中世へ』

過去に哲学関連の入門書は何冊か読んでいるけれど、歴史的視点から体系化されているものは読んだことがなかった。昨日の、竹田青嗣セミナーを見て、自分には哲学史、思想史の知識が体系化されていないことを痛感。というわけで、買ったままだったこの本を読…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学」(125)近代篇40 母の欲望

「群像」2020年5月号掲載。連載完結…なのだが、ううう、物足りない! ゲーテやホフマンをフックにしたネーションのオリジン論からエディプス・コンプレックスへと話題が進み、フロイトへとつながらい、さらにはドゥルーズ=ガタリの「アンチ・オイディプス」…

客観で主観を

五時四十分起床。 朝から仕事。書斎で延々と某案件のコピーを書きつづけた。それなりにはかどってはいるのだが、ちょこちょことヤフーや新聞社のサイトを除いては、新型コロナのニュースをチェックしてしまう。怖れや自己防衛本能とは少し違う感覚だな、とい…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学」近代篇38 構造と歴史

「群像」2020年3月号掲載。ネーション(国民)という概念は客観的には新しいのにネーション(を構成する人々)たち自身は自らを古くて伝統のある存在にしたがる。なぜ彼らは近代的な思想や生活様式、社会構造などをもった自分たちの起源を、古代的・歴史的な…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学(122) 近代篇37」

「群像」2020年1月号掲載。副題は「「Anno Domini(主の年)」から「A.D./B.C.」へ」。十八世紀後半からのネーション(国民)という概念の誕生。新しい概念であり、ナショナリスト自身も新しい存在であることを強く自覚し主張しているにも関わらず、彼らは自…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学(121) 近代篇36 存在論的に未完成な共同体」

「群像」2019年12月号掲載。作者が考えるネーション(近代国家、と捉えていいと思う)の条件が非常に面白く納得できたので、要約してメモしておく。 ネーションとは人々の共同体であるにも関わらず、それ構成するメンバーはほとんどが互いに面識がない。 ネ…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学(121) 近代篇36 存在論的に未完成な共同体」

「群像」2019年12月号掲載。シニフィアン/シニフィエと、資本主義における重要なファクターである(らしい)「注意」の関係。この一文が、すべてを言い表してしまっている。 資本主義は、消費者の欲望をある商品へと集中させ、しばらく後に、注意を別の商品…

低鍵

六時起床。曇天。葵がホットカーペットを求めることが多くなったので、夏用の朝のラグマットを片づけ、冬用を出した。ホットカーペットの上に敷いて使う。保温性が高くなる。 ▼これは夏用のラグ。 ホットカーペットの季節になり、得体の知れないイキモノが転…

想定外

五時四十分起床。雨は上がったようで、今日はもう降らないと報じられている。風はやや冷たく陽も差さない。いわゆる梅雨寒、梅雨冷えなのだろう。 仕事。某パンフレットの構成とコピー。そして別のパンフレットの構成とコピーも。 午後は事務方などをまかさ…

アーロンチェア、ゲルカヤノ、タピオカ

六時起床。一日中、小雨がぱらついたりやんだりが繰り返される、いかにも梅雨らしい空模様だが、こんな感覚をこの季節に味わうのは、強い雨が降っては晴れが続くような激しい梅雨ばかりだったように思えるここ数年の中では、逆に特異な傾向なのかもしれない…