2006-07-05 小島信夫『うるわしき日々』 読書日記 欠陥だらけだったマイホームについて、自虐的な描写が延々とつづく。悲壮な場面を極限まで重ねることで、悲壮さを飛び越えて客観的な、カッコつきの「笑い」に辿り着くのが小島節。