わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

真夏日の休日

 八時三十分起床。鋭利な陽射しがカーテンを突き抜けてリビングに差し込んでいる。夏の朝だ。
 喉が痛む。水分を失いかけた粘膜に紙やすりをかけられたような気分だ。掃除を済ませてから漢方薬局「ナガミネ薬局」に行ってみる。症状を話した。ここ一週間、こんな感じがつづいているがよくならない。風邪かと思い葛根湯を飲んだがあいかわらずだ。そう説明すると、おそらく喉の痛みはウィルスではなく乾燥からきたもので、体温を上げて発汗作用を促す葛根湯を飲んだ結果さらに喉が乾燥し、悪化したのではないかと診断された。漢方薬を二日分処方してもらう。
 午後から大雨。雷の激しい音がマンション全体を、いや東京の地盤全体を揺らすようだ。花子はおどろいて駆けずり回ったりキャリーバッグの中に逃げ込んだりしている。ぼくはnine horsesの「snow borne sorrow」を聞いていた。雷鳴に音楽が妨げられるのをちょっとだけ疎ましく思っていたら、音楽が止まり、同時に部屋の明かりが消え、ドライモードにセットしておいたエアコンも停止した。落雷で停電したようだ。数十秒で復旧したが、これは交通網にかなりの影響を及ぼしたようで、中央線は夜までダイヤが乱れっぱなしだった。
 雨が止んだのを見計らって、カミサンと外出。新宿御苑前にあるお寺、太宗寺へ。ここには巨大な閻魔像、奪衣婆像、そして大きな曼荼羅があり、毎年七月十四、十五日に開帳される。それを見に行こうという魂胆だ。閻魔像は見るからに閻魔のステレオタイプ。真っ赤な肌にギロリとむき出した大きな目、太くつり上がった眉、ボウボウのあごひげと、子どものころに絵本で見た閻魔様そのまんまである。傍らに、人の背丈くらいはある舌抜きのやっとこ(?)が置いてある。あんなもので舌をつかまれたら、抜ける前に潰されるかちぎれるかのどっちかだと思った。奪衣婆とは三途の川で亡者の服をはぎ取って罪の重さを図るという閻魔の使い。バアサンのシワやたるみ、チチのしぼみぐあいまでリアルで、そんな外見なのにものすごいエネルギーで怒りちらしているものだから、ステレオタイプの閻魔よりこちらのほうが断然迫力がある。曼荼羅観無量寿経曼荼羅無量寿経曼荼羅阿弥陀経曼荼羅の三幅が公開されていた。いわゆる3×3のマス目を中心に描かれた曼荼羅とはまったく様子が違う。釈迦如来(なのかな?)を中心に、たくさんの人々や鬼神、建物などが細かくちりばめられている。ほかに涅槃図や地獄で死者の罪状を審判する十人の王を描いた十王図も見ることができた。閻魔大王は、この十王の四番目(だったかな?)の王である。三日月不動像などにお参りもしておいた。
 つづいて伊勢丹へ。セール中の「ワイズフォーメン/ヨウジヤマモト プルオム」で、ワイズの黒の麻のセットアップと白の半袖シャツを購入。つづいて小田急へ。カミサン、「ワイズ」で半袖シャツ、ジャケットなど購入。それから生活用品の売場でタオル五枚。ペットコーナーでぷっちゃんのゴハンにアワ、ヒエ、キビ。スポーツコーナーで安くなっていたスニーカー。
 荻窪へ戻り、夕食の買い出しをしてから帰宅。まだなお暑い。真夏日だったようである。梅雨明けは近い。新宿からの帰り道、電車の中から見たオレンジ色に焼ける西の空の雲が、そう思わせた。
 読書はこれからしますです。