わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

興奮すると吐きます

 七時三十分起床。雨は降っていない。しめた、とばかりにジョギングへ。アタマが寝癖でアニメの主人公みたいな形になっていたが、かまわず走った。2km。
 九時、カミサンがぷちぷちの入院している病院へ電話。十七時三十分、面会の予約が取れた。病院は豪徳寺にある。ならば病院に行くまでのあいだ、豪徳寺見物をしようということに。今日、明日と仕事しようと考えていたが、急遽今日は休みにする。
 
 十四時、カミサンと荻窪の陶芸ギャラリー「銀花」http://www.netlaputa.ne.jp/%7Eginka/へ。陶芸家の友人、高松さんの個展「猫色満面」を見に行く。会場で挨拶。三十分ほどおしゃべりした。器をつくるのが専門だが(植木鉢もやる)、ギャラリーのオーナーに猫モノはお客さんの入りがいいからぜひやってほしいと言われ、本人猫好きだからOKしてしまったのだそうだ。したがって、作品はすべて焼き物。線が柔らかく、焼き物なのにふわりとした質感のあるなごみ系の作風。宝船をモチーフにした作品を購入した。引き渡しは個展終了後。楽しみだ。
 十五時三十分、豪徳寺へ。この沿線はほとんどなじみがない。豪徳寺にもはじめて降りた。招き猫で有名な地名にもなっているお寺、豪徳寺に行ってみる。ちんまりしたお寺かと思ったが、敷地は広く三重塔もありなかなかリッパである。曹洞宗らしいが、そのへんは寺を見ただけではよくわからん。招き猫は別の仏殿が用意されていた。中に入ることはできない。したがって、とくに猫の印象が強い寺のようには思えない。
 地元のケーキ屋さん「ギンザサブール」でお茶をする。十七時三十分までの時間つぶしに、二階の窓際の席から通り過ぎる人たちを観察してみた。下北が近いのでロック系や芝居系の貧乏青年が多いかと思っていたが、それはごく少数でほとんどがファミリーである。秋祭りをしていたせいか、親子連れが異様に多い。ちびっこが花壇のまわりを延々とぐるぐる周回していた。最初はニコニコしてギャーギャー騒ぎながらやっていたようだが、疲れてきたのか、しだいに表情が険しくなってきた。それでも走るのをやめようとしない。トレーニングしてるみたいだ。
 十七時三十分、鳥の病院「リトルバード」へ。入院患畜用のミニ水槽に入れられたぷちぷちと対面。声をかけると大喜びでこちらを見つめ、ここから出せ、そっちへ行くと大騒ぎをはじめてしまった。興奮すると吐くから声をかけるな、と先生に怒られてしまった。順調に回復しているらしく、強制給餌の回数を一日三回から二回に減らしたそうだ。もうある程度自力でゴハンを食べられるらしい。安心。早く元気になれ、と祈りながら病院をあとにした。
 吉祥寺まわりで帰る。「ユザワヤ」で、ロットリングの0.7mmのシャープペンシルを購入する。
 帰宅が遅くなったので、夕食は「サルヴァトーレ」の宅配ピザ。気まぐれピッツァとマルゲリータにした。
 夜、映画「電車男」を少しだけ観る。あら、電車男君はクリエユーザーだったのね。TH55かあ。クリエの中では、ぼくのキライな端末。ここはひとつTungstenを使ってほしかったが、マニアックすぎちゃうかな。