わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

仕事始め

 七時起床。今日から本格的に仕事をはじめる。窓の外に広がる青空は、初日にふさわしいと受け取るべきか、天気がいいならどこか遠くへ、などと悔しがるべきか。もっとも、今の時期は天気がよくても寒いからあまり遠出はしたくない。
 特にアポイントもなく、ただひたすら机に向かって某生命保険会社の企画を進める。
 夕方、吉祥寺へ。パルコの「リブロブックス」で仕事の資料用のムック本二冊と、町田康の品切れだった作品一冊。十八時、カイロプラクティック。「ロヂャース」で猫缶。西荻に戻り、「西友」で冬用の下着を一枚。すでに闇にすっぽりと覆われた空には薄っぺらな雲がへばりつくように広がっている。その、へばりついた雲の幕越しに、月齢はどれくらいなのだろう、真円にかなり近づいた大きな月が、揺らめきながらゆるく輝いている。このゆるさがどこか正月明けにふさわしく思える。三日間の幸福な怠惰とでも言おうか、休みの者にとっては飲み食い遊びばかりがつづく三が日が明けて、仕事初めの、だがまだその怠惰な幸福感から十分抜けきれず、かといって実は仕事相手に「おめでとうございます」という感覚がどこかずれているような気持ちにもとらわれる、曖昧な感覚に今日の月の形と輝きはふさわしいようだ。
 夜、「タモリ倶楽部」の枠で放送していた、お笑い芸人のロバートが司会をするアキバ系オタクの討論番組を観る。イラッとしながらも、つい観てしまう。このイライラ感が感じられなくなったら、あなたも立派なオタクです。画面を通じて、そう言われているような気がした。確かにぼくは(最初の作品だけだけど)ガンダムは好きだし(というよりも、漫画家としての安彦良和が好きなんだよな)、昨年他界した石川賢とか諸星大二郎とかマニアックな漫画家の作品が好きだし、昔のモー娘。は好きだったし(CD買ったり写真集買ったりは一度もしなかったけどね。今はぜーんぜん興味ねえや)、オタクの種はいくつかあるのかもしれない。