わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

大江健三郎『水死』

 第十章「記憶あるいは夢の訂正」。古義人の周囲が動き出す。少しずつだが大きな変化の予兆は確実にある。大江さんって、こういう感じの物語の展開はいままでしなかったんじゃないかな。

水死 (100周年書き下ろし)

水死 (100周年書き下ろし)


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