わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ヴァージニア・ウルフ/鴻巣友季子訳『灯台へ』

 物語は最後の第三部へ。子どもたちは成長し、しかしラムジー氏はガンコなオッサンのままで、ちょっと皺の増えた日曜画家リリーは、ラムジー氏に話しかけられないよう注意しながら、そしてラムジー夫人がいなくなってしまったことに軽い怒りを感じながら、庭で絵を描きはじめる。リリーの複雑な心理の描写が卓越している。

灯台へ (岩波文庫)

灯台へ (岩波文庫)

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