わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ヴァージニア・ウルフ/鴻巣友季子訳『灯台へ』

 気分だけで動き、自分のしたいことを子どもたちに押し付けるラムジー氏。そんな彼に反抗する息子ジェイムズ。ジェイムズに、専制君主的な父に反抗しろと言われ共感するものの、同時に愛情も感じてしまう娘キャム。そして、彼らが船に乗って岬に向かう様子を絵を描きながら遠くから眺めるリリー。行動も感情も思考もまるで異なる四人の、駆け引きになっていない駆け引き。

灯台へ (岩波文庫)

灯台へ (岩波文庫)

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