わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ドウブツ三態三様

 五時四十五分起床。退院したぷちぷち、異様なハイテンション。帰ってきたことがうれしくてたまらないようだ。一晩経ってもいまだに、人の姿が見えると寄ってきてはキョンキョンとわめきちらしている。影響を受けているのか、それともまったく異なる理由でなのか、花子がふにゃんふにゃんと独り言ばかり言っている。ゴキゲンな鳴き方ならいいのだが、どうも不平不満あるいはわがままの気が強いように聞こえるから厄介だ。麦次郎だけはマイペースに、部屋のすみっこだとか押し入れの中だとかでグースカピーと眠りこけている。
 仕事。喉が痛いので風邪薬を飲んだら午前中から猛烈な眠気。三十分ほど仮眠を取るが、すっきりしない。昼食をとり、もう二十分ほど寝たらようやく意識が明瞭になってきた。ひきつづき仕事。
 陽が落ちてから散歩へ。湿った風が強く吹く中、百日紅の花がぼんやりと光って見えた。湯気越しに見る明かりのような。

百日紅 (上) (ちくま文庫)

百日紅 (上) (ちくま文庫)

百日紅 (下) (ちくま文庫)

百日紅 (下) (ちくま文庫)