わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

雄叫びと牛すじ

 六時三十分、いつもよりやや遅めに起床。雨に部屋の空気が冷やされているのか、やたらと花子がベタベタしてくる。かと思えば廊下をうろうろしはじめて、ナオン、ナオーンと鳴いていたりもするのだが。それに気づいた麦次郎が、ドアの向こうからオオオオーン、アアアアーン、と雄叫びをあげる。と言っても所詮は猫の鳴き声。迫力なんぞまったくない。ただ、何かをしたい、してほしい、という求める気持ちの強さは強く、それゆえに妙なほど耳に付く。
 土曜だが仕事。某健食メーカーのネーミング、某サービス業者企画。休日だが雨なので仕事が苦にならない。
 夕方からはカレーづくりに精を出す。先日買い置きしておいた牛すじを下茹でしてからトマトジュース、酒、めんつゆ、ニンニク、生姜と一緒に圧力鍋でグワワブシュシュと煮込んでトロットロにし、玉葱をペッタペタの茶色になるまで炒めたものに、カレー粉に香りや辛味の強化にクミン、コリアンダーターメリックホワイトペッパー、カイエンペッパー、カルダモン、シナモンを加えた特製スパイスを入れて煮汁で伸ばしたルーでさらにがっつりと煮込んだ。牛すじの官能的な食感とじわっと感じる旨味が最高。和風寄りの味付けにしたので、明日は残りをカレーうどんにする予定。