わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

朝日新聞(だったかな)に折込で入っていた「婦人画報」の特別版・カルティエ特集

 超高級宝飾ブランドに興味はまったくなかったのだが、カルティエの職人気質、品質至上主義、そして新素材などへの挑戦意欲・開拓意欲がよくわかった。一度関心させられてから改めて掲載されているアクセサリーを眺めると、人間のあくなき美の探求のひとつの到達点、てな感じに見えてきてしまうから不思議だ。まあ、タイアップ広告として作られた冊子だろうから提灯記事っぽいところもあるのだろうが、しかし企業や商品にそのような素養がなければ、こんなことは書けないし、当然よい写真も撮れない。超高級ブランド? ヘッ! 権威主義かよッ! ってな感じで今まで馬鹿にしていたのだが、ちょっと考えを改めた。本当によいものは絶対的な価値を持つ。それは流行だの文化だの社会情勢だのに揺るがされることがない。

カルティエ (M〓moire des marques)

カルティエ (M〓moire des marques)

カルティエ現代美術財団コレクション展

カルティエ現代美術財団コレクション展

婦人画報 2010年 11月号 [雑誌]

婦人画報 2010年 11月号 [雑誌]