わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

不思議な患畜

 六時起床。麦次郎、カーペットの上にだらりと横たわったまま、あまり動かない。カミサンの話では水はほとんど飲んでおらず、ゴハンもわずかしか食べていない。調子悪いのか、と思うが、表情はしっかりしていて気持ち悪そうではない。八時ごろ、病院に連れて行くためにキャリーに入れようとした時は嫌がって逃げようとした。それくらいのパワーは出せるということ。だが油断はできない。
 カミサンを見送ってから、掃除、洗濯。主夫だな、こりゃ。外は快晴。窓ガラス越しに差し込む冬の朝日は意外に鮮烈で、その明るさで部屋が清まるような気がする。淀んだ気が、静かに蒸発していく。
 落ち着いたところで、仕事開始。土曜だが週明け納品のものがいくつかあるので、ちゃっちゃと作業を進めた。某健康食品会社リーフレット2種、某運送会社企画など。
 昼食を摂り終えたところで、動物病院から電話。麦次郎、貧血が進行しているとのこと。しかしそれは数値上だけのことで、本猫は非常にリラックスしていてだるそうなそぶりは見せないという。ステロイドを投与して様子を見たい、とのこと。少し心配になる。その後電話は二度ほど鳴った。鳴るたびに病院からの連絡が来たのでは、とビクビクしたが、がいずれも勧誘。拍子抜けた。
 十九時過ぎ、カミサンと麦次郎を迎えに行くと、貧血の数値が戻っていると報告された。通常、半日程度でこれほど数値が変わることはないようで、先生が驚いていた。しかし腎臓の数値は相変わらずで、静脈点滴を約一週間つづけたわりには改善の兆しがなかった。しかし、今の数値ではあり得ないというくらい麦次郎が元気なので、やはり首を傾げている。動物病院にとって麦次郎は不思議な患畜らしい。静脈につけっぱなしだった針は抜いたので、明日からは自宅で皮下輸液。一日だけだがステロイドも与えることになった。ステロイドは喘息持ちのぼくもお世話になっている薬。
 カミサンが麦を連れて先に自転車で帰宅。わが家に自転車は一台しかないので、ぼくは走って帰った。夜空に淡くオリオン座が浮かんでいる。三連星のあたりを、夜間飛行のジェットが横切っていった。
 帰宅後の麦次郎、さらにリラックスした様子。昨日はまったく食べなかったゴハンも自分から食べ、水もよく飲んでいる。ひとまず安心。このままよい方向に向かってほしい。麦次郎には、それだけの力が十分にある。
 なんやかんやで読書はできず。