わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ばっかばかしくておもしろい

 細切れに目を覚ましては、夜中にうろつきはじめる猫の相手をしてやったりゴハンをあげたり、これは自分のことだがトイレに入ったり、とあれこれ動き回っている。もっとも、動く時間は一回につきせいぜい五分だから合計してもたいして長くはならない。だが、一回一回、さほど寝惚けず、意識は驚くほどにというほどではないが、せいぜい少し眠たいが眠ったりはしない平日の午後程度には明瞭だ。そしての一回ずつが、奇妙に呑気だったことに目覚めてから気づいた。五時五十五分。起き上がるや否や、もう仕事のことを考えはじめている。夜中のあいだはまったく思い出しもしなかったことだ。
 早朝から仕事。片付かなかった案件をバキバキと進める。昨日は思考の迷路にどっぷりとはまり込んでしまい、まったく抜け道を見つけられなくなっていた。考えては考え直し、考え直してはまた考え、といった状態で、要するに、考えを形にすることができなくなっていた。思考の世界の視界が悪かった、とでも言おうか。それが、今日は急に曇りが取れ、相変わらず迷路のなかにはいるようなのだが、妙に冴え、勘も働いているようで、おおよそ出口の見当が付く。十六時には、なんとか予定していたところまで終えることができた。気晴らしに散歩に出る。ひどい頭痛がしていたので、夕方はひたすらストレッチをしていた。
 夕食は久々に外へ。といっても、一カ月前に昼食に訪れた西荻窪の「中華食酒房まつもと」を選んでしまったから新鮮味はないけど、気に入っているお店だから、まあいいや。中華なのだが軽妙で上品な味が気に入っている。黄ニラと水蓮菜(水菜の茎みたいな野菜。でも水菜よりしっかりした食感と味)の強火炒め、黒酢酢豚、アスパラガスのXO醤炒め、蒸し鶏の上海風和えソバ。大満足。

 帰宅後、少しだけドラマ「リバウンド」を見た。ばっかばかしくておもしろい。