「群像」5月号掲載。語り手が母の死を中心に、断片的に自身の半生を語っている。大きな物語があるわけではなく、驚くようなエピソードがあるわけでもない。ただ淡々と生きること、死を見届けること、そして生きながら死者と語ること、について語っている。川崎さんは、書くことで生死の境界線を生きたまま越えようとしているのかもしれない。そんなことを思った。
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/04/07
- メディア: 雑誌
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「群像」5月号掲載。語り手が母の死を中心に、断片的に自身の半生を語っている。大きな物語があるわけではなく、驚くようなエピソードがあるわけでもない。ただ淡々と生きること、死を見届けること、そして生きながら死者と語ること、について語っている。川崎さんは、書くことで生死の境界線を生きたまま越えようとしているのかもしれない。そんなことを思った。