表題作読了。存在論、認識論、そして輪廻転生思想がカオスとなり、中途半端な状態で作品は終わる。テーマ(おそらく偶発的にそうなってしまっただけで、このテーマで書こうとしていたわけではなさそうなのだが)といい、終わり方といい、かなり気に入っている。
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