わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

村田喜代子「屋根屋」(3)

「群像」十月号掲載。主婦の孤独と、屋根屋の孤独。ふたつの孤独が、「夢」でつながる。かなり薄くて、あわいつながりではあるが。本作にも、ブレット・ロットの作品ほどではないけれど、分裂する家族の兆しがあるような……。
 屋根屋が見た、亡き妻や流産した子どもたちとの再会のシーンには、不思議な美しさが感じられた。切なさやはかなさを前提に読むことにさせられてしまう、ある種の強制力が働いているからだろうか。

群像 2012年 10月号 [雑誌]

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村田喜代子のスカ雨品はこちら。
瓦が語る日本史―中世寺院から近世城郭まで

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【中古】J形53A銀黒桟瓦8枚セット

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NA選書 屋根の実戦テク

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