「群像」十月号掲載。主婦の孤独と、屋根屋の孤独。ふたつの孤独が、「夢」でつながる。かなり薄くて、あわいつながりではあるが。本作にも、ブレット・ロットの作品ほどではないけれど、分裂する家族の兆しがあるような……。
屋根屋が見た、亡き妻や流産した子どもたちとの再会のシーンには、不思議な美しさが感じられた。切なさやはかなさを前提に読むことにさせられてしまう、ある種の強制力が働いているからだろうか。
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