わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

「009 RE:CYBORG」

 現代風にアレンジされ、リアリティを増し、昭和ギャグ的な要素もある程度抑えられた上で描かれた(抑えられたのはギャグだけじゃないけどね。後述)、21世紀のサイボーグ009。映像表現としては非常に美しく音楽も壮大、ラストあたりで「地下帝国ヨミ編」の伝説のラストシーンのオマージュ的演出があったりして、とてもよかった。
 よかったんだけどね、ただね、メンバー全員が揃ったシーンがなかったり、003がエロすぎたり、008が泳ぐシーンがなかったり、002・007・008が一度もコスチュームを着ていなかったり、002がなんだこりゃってくらい改造されすぎてたり、007・008が行方不明になった理由がよくわからなかったり、ラストがふわっとしすぎていてとても「過去の清算」とは思えなかったり、そして何よりも、サイボーグたちが石ノ森独得の「異形であることの悲しさ」を感じさせなかったり、と物足りなかったなあ。別作品として観るのが正解かも。「天使編」「神々との闘い編」そして今お弟子さんの手で連載中の完結編の世界とは、似ているようで、ぜーんぜん違うしね。オレの009愛が強すぎるからこう思っちゃうのかもしれないけど。
 それから、これは原作にも言えるんだけどね、物理学的に考えて、加速装置は落下してから起動させても落下速度を加速させることはできない。重力の加速度だけが作用する状態だから、ただ、落ちているときの思考速度だけがスピードアップします。上空から飛び降りたフランソワーズを助けるには、加速装置を起動させた状態で、飛び降りずに、ビルの壁面を駆け下りて体を加速させ、フランソワーズに追いついたところで飛び上がって彼女を受けとめる、ってのが正解。

009 RE:CYBORG THE COMPLETE

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ANOTHER SOUND OF 009 RE:CYBORG

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009 RE:CYBORG

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サイボーグ009完結編conclusion GOD’S WAR 1 (少年サンデーコミックススペシャル)

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サイボーグ009コンプリートブック NEW EDITION

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