わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

世界は猫でできている/世界はフクロウでもできている

 六時三十分起床。熟睡はしていない。夜中に何度も花子に起こされている。怒ったような顔つきと鳴き声で、しきりに廊下を往復したり、締切にしているリビングの扉の前で坐り込みをしたり、とまるで落ち着かない。起床後、いつものように猫トイレの掃除をしようとすると、おしっこの他に、もりもりとしたウンコまであった。少々ゆるめだ。お腹が痛かったがウンコしたら治った、自分はあんなに苦しんでいたのに、どうしてグースカと眠りこけているんだ、わたしをもっとかまえ、治ってよかったねと言え、あまやかせ、と言っていたらしい。花子にとって、世界の中心は花子だ。猫とは、そういう動物である。
 昼食は夕べの八宝菜の残りをつかった中華丼。うまし。すこし濃いめの味付けになってしまったから、単品で食べるとわずかにきついかもしれないが、丼にはよくあう。
 午後はカミサンと新宿へ。小田急百貨店で買い出し。正月用のお飾り、タオル。ミロードの「AVEDA」でシャンプーとコンディショナー。「探偵ナイトスクープ」のアシスタントで「Qさま」にもよく出ているバイオリニストのおねーさんによく似た店員さんが接客してくれた。彼女はじつに感じがいい。
 高円寺へ移動。贔屓にしている「桃太郎ジーンズ」で、ジーンズを一本購入。二万円以上する高価なものだが、ジンバブエコットンを使った高密度15.7オンスの生地としっかりした縫製が非常に気に入っている。十年保障が付いており、簡単な修理なら無料、それ以外の、普通の(安価な)ジーンズなら捨てるしかないかも、と思うようなダメージも、職人さんが丁寧に補修してくれる(有料だけど)。桃太郎、これでで4本目。一番古いものはもう五年くらい履いているだろうか。実はひそかに十年越えを狙っている。
 裾上げを待つ間、高円寺で話題の「カフェ・バロン」http://fukuroucafe.blog.fc2.com/ http://menfukurou.blog.fc2.com/ へ。ここは店内にフクロウが二羽いて、状況やタイミングによっては店主がフクロウを触らせてくれたりするフクロウカフェなのだ。ぼくら夫婦も、なぜかイギリス生まれで宮古島育ちのカラフトフクロウ、ジョン君と一緒に写真を撮り、ちょいちょいっと触らせてもらった(写真は未公開ね)。大きなフクロウだが触るとモフモフしていて身になかなか触れられない。毛で膨らんでいるが実は小柄なようで、体重は1.2kgしかないのだそうだ。驚いた。もう一羽、メンフクロウのバロン君というのもいるのだが、お腹が空いているようで、店主いわく「省エネモードに入って動かなくなっちゃった」とのこと。一日一食が基本だが、今日はまだゴハンを与えていないのだそうだ。ジョン君も、店主があやしてあげたら何かを訴えるかのようなトーンでピヨピヨと鳴いていた。お腹すいた、と言っているのだろう。この店、ケーキやクッキーも無添加にこだわってつくっていて絶品なので、鳥好き動物好きの方はぜひ行ってみてほしい。

 カフェ・バロンのそばにある猫雑貨店「猫の額」さんへ。今、子どもの描いた猫の絵を展示する企画展を開催中。同時に、愛猫のスナップ写真のコンテストもやっていた。ほのぼのとした気分になれる。中川翔子さん、早くまねき猫引き上げに行ってね。
 夕食は荻窪ルミネの地下で買ったスモークターキーとピザで、ちょっとだけクリスマスっぽく。
 食後、入浴したら突然仕事のアイデアが、決壊したダムみたいに溢れ出してきた。風呂で仕事してしまった。