高校時代、現代文の教科書に本作が載っていた。衝撃的な内容だった。美のあり方、見つけ方を教わった気がした。ところが、作品のタイトルは覚えていたが作者をすっかり忘れていた。短い評論なので、おそらく探してもうまく見つけられないだろうなあ、と長年放置していたのだが、つい先日、AmazonのKindleストアに0円(著作権切れ)で登録されているのを見つけ、即ダウンロード。二十年ぶりくらいだろうか、念願の再読をした。緻密に積み上げられた(民族運動における?)美学の論理性のスキのなさに感服すると同時に、随所に現れる美しい文章表現にも心打たれた。
- 作者: 柳宗悦
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