六時、花子に起こされるが二十分ほど無理やり一緒に寝かせた。布団のなかからでも天気がよいことはわかる。寝室の窓は西側を向いているが、朝日が建物の壁に反射しているのか、自然な明るさを感じる。
土曜だが、仕事。企画書をつくっているのだが、プランもクソもなく、即興で、というと響きはいいが、ようするはその場限り的な思いつきの上塗りを重ねているような気分になるのだが、おそらく実際はそうではなく、その上塗りが、それなりのロジックを形成してはいるのだろう。
話題になっているらしい、ガパオの缶詰めで昼食。鶏ひき肉のバジル炒め。エスニックそのものの味。缶詰めっぽいニオイは若干残るが、十分にうまい。目玉焼きを載せるとより本格的。
仕事はまだ残っているが午後はお休みにし、カミサンと二人で今日明日の二日間開催する地元のイベント「西荻茶散歩 チャサンポー」を覗きに出かけた。もともとは西荻のカフェ数軒がはじめたイベントなのだが、お茶を無料でふるまえば喫茶・飲食業以外でも参加がOKとなり、今では六十軒くらいだろうか、西荻で「こじゃれている」と言われている店舗の大半が、店先でそこそこうまいお茶を無料で振る舞い、ユニーークな商品を売るようになった。カフェを覗いてみたり、雑貨店やパン屋を除いてみたり。まったく飽きない。今年は西荻郵便局まで参加していた。チャサンポー記念切手を購入した。他、西荻案内所でコーヒー豆、ポチコロベーグルでベーグルなど。
夕食はカレーをつくった。いつもはS&Bのカレー粉をベースに、クミンやらクローブやらコリアンダーやらスパイスを加えて独自調合にしていたのだが、今回からはGABANのものにした。ちょっと庶民的な雰囲気が弱まったかな。
