わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

目を閉じた猫とガンジス川

 二時、三時、四時と断続的に目が覚めたのは梅雨明けの寝苦しさゆえか、それとも脳のどこかがぶっとおしで何かくだらんことでもしていたからか。おかげで朝は二十分ほど寝坊。慌てて身支度。
 七時前、おなじマンションのNさんが朝から外出するからということで、保護しているチビ猫を預けに来た。保護直後よりだいぶ体がしっかりしてきた。もうくしゃみはしていない。だが相変わらず目は閉じたままで、結膜炎なのか、うっすらと痛々しく赤みを帯びている。
 八時三十分、カミサンがチビ猫を連れて病院へ。ぼくは仕事を開始。昼食を挟み、日が暮れるまでずっと机に貼り付いて作業した。
 夕方、激しい雷雨で家の裏手の善福寺川が荒れるガンジス川のようになってしまう。が、しばらくすると雨は落ち着き、晴れ間も差し、西の空が黄金色に輝きはじめた。それでは、と散歩にでかけたが、しばらくすると空はふたたび黒い雲に覆われ、やばいかな、やばいかな、とつぶやいているうちに豪雨となったが、すぐに落ち着いた。不安定なところが、いかにも梅雨明けらしい。