五時、そして五時四十五分起床。麦次郎はほとんど騒がない。だが猫トイレをチェックするとおしっこが豪快に漏れだしていた。その麦次郎は、朝日の陽だまりでコロンと寝転がって目を細めている。
仕事。昨夜しっかり考えておいた部分、今朝見返してみるとまるで使えない。すべてやりなおすことに。いつもなら徒労感に襲われるが、それほどでもないのはどうしてだろう。桜の魔力か。
夕方、外出。小石川で打ち合わせ。播磨坂の桜が満開だ。ソメイヨシノの花びらは、限りなく白に近いうっすらとしたピンクだ。これが本来の桜色なのだろう。その白に近いピンクが、風で微かに舞いはじめている。
打ち合わせ中、ボールペンのインクが切れてしまって焦る。幸い、ボールペン2色+シャープペンシルのタイプだったからシャーペンに切り替えてメモをつづけた。ま、カバンの中には予備のペンが入っているんだけどね。
夕食は牛肉とスクランブルエッグとトマトを炒めた不思議な料理をカミサンがつくってくれた。不思議な美味しさだった。
ちょっと逆光気味だけど。