わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

嘘をついても許される人

 嘘はつかない。と嘘をつく。というパラドックスの証明は…という話を思い出すエイプリルフールの朝。子どものころ、近所に住んでいたTちゃんのお母さんは四月一日生まれだったから、いつもTちゃんの家に遊びに行ったりしてそのお母さんを見かけると、この人は嘘つきなんだ、とか、嘘をついても許される人なんだ、とか勝手にあれこれ思っては、子どもらしくなく眉間にシワを寄せてしまったり、一人でクスクス笑っていたりしていたことも、一緒に思い出した。勝手な思い込みだよなあ。五時四十五分起床。

 曇天。花曇り。麦次郎が外に出せと言ってきかないので出してあげた。遠くに見える桜の花は麦次郎にも見えていたのかどうか。数十メートル先の一戸建ての二階の窓から外を見ている黒猫の姿は、おそらく見えていないだろう。

 ひたすら仕事。午後、少しだけ散歩。そしてまた仕事。臨機応変に対応しすぎてめまぐるしかったが、混乱はせず。

 少し鼻水。アレルギーかもしれない。

 日記を書いていたら、珍しく麦が書斎に来た。かまってあげたら大声で叫びながらリビングへ戻っていった。