やっと出たよ…。ひとまず半分くらい読んだ。
西突厥に追われる遊牧民を助けるために、悟空は二百人の兵に単身立ち向かおうとするが、東突厥の若者・イリクとその元婚約者の遊牧民で弓の名手のイリーシュカが加勢することに。
さすがに大唐篇の時のような大暴れっぷりはもう見られないんだけど、それなりに迫力のあるアクションが展開されている。人間の深い業と救済を求める姿のせめぎ合いを、魑魅魍魎続々登場の舞台で、派手なアクションも交えながら巧みに展開しているところがこの作品の最大の魅力。僕はオレンジの服を着た悟空よりも、こっちの悟空のほうがずっと好きです。