わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

筒井康隆「モナドの領域」

 GODは真面目に対応してもらえそうなテレビ番組に出演。さまざまな肩書きを持つ人たちと、神という存在について、宗教について、歴史について、戦争について、とさまざまな問題について語り合う。というよりも、モナドの設計者たるGODに、一方的に教えてもらう。

 人間という存在の根源と不条理性、そしてこの世界の構造をテーマに、これだけおもしろく読ませる作品は他にないと思う。筒井さんの最近の作品、ちょっと読んでは、アレ?という感じがして読むのをやめてしまうことが多かったのだが(って、それほど数は読んでないけど。学生の頃はほぼ全作品を読破していた)、コレは全然違う。ラストはどうまとめるのか。本当に楽しみ。

新潮 2015年 10 月号 [雑誌]

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