わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

後期高齢者デビューの日

 五時、いつものように麦次郎に起こされる。最近は、叫ばれたらすぐに抱きかかえたり顔面をぐわっと握ったりして気をそらすようにしている。このアホ猫の叫びはお隣に聞こえているようで(といってもお互い窓を開け放っている時だけだとは思うのだが)、麦次郎が鳴くと、隣家のトイプーのルッタが、どしたのどしたの、といわんばかりに釣られ鳴きをしたり挙動不審になったりするのだそうだ。さすがに気を遣う。麦にゴハンを与えてからは、アキレス腱のことを考えていたら眠れなくなってしまったので五時半に起きてしまった。

 アキレス腱を気にしながら新聞を取りに行く。善福寺川の川面が、そして側道が、もやに覆われていた。町全体が巨大な加湿器になったような湿気。空まで蒸気で煙っている。

 七時、毎朝恒例、ぷちぷちのカゴ掃除。底に溜まる糞の掃除だけは毎日しているのだが、今日は思い切ってカゴ全体を洗った。長時間外に出しっぱなしにしていたからだろうか、肩の上に乗せておいたぷっちゃん、気分がよくなって飛びまわってしまった。力強さはないのだが、お腹の腫瘍も腹水もホントにあるのか、と言わんばかりの飛びっぷり。驚いたが、体力が心配なのですぐにやめさせた。

 文化の日ではあるが、例によって仕事。十月から一日も休んでいない。ま、半日だけ空いたことは何度かあったからいいんだけどね。某アミューズメント系企業の企画。課題がダンゴになっている。

 カミサンは今週末からの個展の準備で忙しそうだ。作品はすべて描き終わっているのだが、梱包がタイヘンらしい。

 パンケーキとスープで昼食。カフェかよ、とツッコミたくなるようなメニュー。おいしいけど。

 午後も仕事。十七時、早めに業務終了。夕方からはのんびり過ごした。

 実家に電話。今日は父の誕生日。贈ったプレゼントは届いたようだ。産直の魚とか贈ってもあまり喜ばなかったので、今年は「すみれ」のラーメンセットにした。母に、おとうさんは今日から後期高齢者だよ、とボヤかれた。

 

すみれ 純連 ラーメンギフト

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「後期高齢者」の生活と意見 (文春文庫)

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