「群像」2015年12月号掲載。
自然美と芸術美の本質的な違いについて。前者は自然発生的で偶発的で普遍的(主観的普遍性)な美でその価値を誰もが暗黙のうちに共有でき、それゆえにストレートに「善きもの」と受け取りやすいという性質があるが、後者は作意とともにあり、見る者の主観的な価値基準によって美醜の判断が揺らぎやすいため、普遍的に「善きもの」と受け取ることはできない。
うん、そのとおりだね。この考えが軸になって、「美と倫理のはざま」についての考察が今後展開される、ってことかな。
「群像」2015年12月号掲載。
自然美と芸術美の本質的な違いについて。前者は自然発生的で偶発的で普遍的(主観的普遍性)な美でその価値を誰もが暗黙のうちに共有でき、それゆえにストレートに「善きもの」と受け取りやすいという性質があるが、後者は作意とともにあり、見る者の主観的な価値基準によって美醜の判断が揺らぎやすいため、普遍的に「善きもの」と受け取ることはできない。
うん、そのとおりだね。この考えが軸になって、「美と倫理のはざま」についての考察が今後展開される、ってことかな。