西洋美術の入門書的な内容だが、すべてを「ヘンタイ」という切り口で、しかもゴロウさんとこやま淳子さんの掛け合いという形で展開している。これが非常にわかりやすい。画家たちを「コイツ、ヘンじゃねーか?/コイツ、ヤベエだろ?」的な視点から観ることで、彼らの偉業を「ヘンタイだからこういう絵が描けた。ヘンタイだからココがすごい。ヘンタイだから歴史的名画」と、きちんと評価できるようになると思う。ヘンタイ万歳。
ひとまず第一章目の、ダ・ヴィンチ/ラファエロ/ミケランジェロについてを読んでいる。なるほど、ミケランジェロは筋肉フェチのコミュ障だったのか。