わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

年末の血尿/体をボリボリ掻いたりはしない

 相変わらず五時四十五分起床。というのは実は不正確で、ほぼ一晩、うつらうつらと断片的にしか寝ていないから、起床時間を断定することができない。麦次郎がまったく落ち着かず、何度も何度もぼくの枕元にやってきては、しつこくしつこく、なああおおあああおおーん、と繰り返し鳴く。鳴いては廊下をうろつき、玄関をうろつき、枕元をうろつく。寒いというのに廊下にペタリと腹を付けて香箱を組んでじっとこちらを見つめている。何か言いたいことがあるようだが、わかる由もない。心当たりはあるのだが。大掃除中、やたらと不機嫌だった。かまってもらえなかったからか、部屋の様子が変わることが気に入らなかったか。

 ……と思ったら、六時ごろに血尿。これはまずい、もうかかりつけの動物病院は冬休みだが、今日は院長が入院中の子やペットホテルとして預かっている子を面倒見るために診察はしないが来院はしているという話は昨日聞いていたので、念のため朝イチで問合せの留守電を入れておく。十時、もう一度血尿。今度のほうが血の色が濃い気がする。花子は亡くなる直前は膀胱におそらく癌と思われる腫瘍があり、高齢なのでさほど悪さはせず進行もしなかったものの、時折血尿が出ることがあった。心配になっていたところ、十一時前に院長からコールバック。すぐに連れてきて、とのこと。カミサンと麦次郎を連れてタクシーで駆け込む。エコー検査をしていただいたが、腫瘍はないとのこと。ひとまず安心。細菌性、そしてストレス性のどちらも可能性がある。ひとまず抗生物質や止血剤などを処方していただく。あー、やれやれ。悪化した場合のことを考えて、二日に予定していた帰省はキャンセルすることにした。仕事せな。

 麦次郎、帰宅後は興奮してずっと怒っている。たいしてツラくなかったのに病院なんて連れて行かれた、やなことされた、とずっと抗議されているような気分。そしてその抗議の矛先は、カミサンよりもぼくに向かいがち。なんでだろ。

 大晦日、年越しそばを食べる日だというのにうどんで昼食。

 午後は仕事。某案件のためにコツコツと黒澤明監督作品を観ているのだが、今日は「隠し砦の三悪人」。娯楽作品として本当によくできている。そして黒澤の侍イズムもよく表れている。忠誠と正義が行動原理。そして強い。C3POR2-D2のモデルになった田平と又七(漢字でこの表記でいいのかな。面倒だから確認しないけど)の狂言回しも最高。スケール感もあったなあ。エキストラ、多かったし。この作品では、三船敏郎は体をボリボリ掻いたりはしなかった。あと「用心棒」「蜘蛛巣城」「影武者」を観る必要があるんだよなあ。時間あるかなあ。

 

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 麦次郎、午後も抗議するように鳴きつづけている。いつもは昼寝する時間だというのに、まったく眠らない。

 夕方、走り納めのランニングへ。15.1kmを1時間35分。

 夕食はお重に入りきらなかった御節料理をフライングで食べた。そして年越しそば。

 花子とぷっちゃんが旅立ってしまったけれど全力を尽くせたので後悔はないし、あの子たちにしてあげられたことも含め、とてもいい年だった。来年はもっといい年になる。そう信じながら今夜は(麦次郎に邪魔されることなく)眠ろうと思う。

 

ちょっと怒りつつ、椅子にフリース毛布をかけてつくったニセこたつの中でカタチだけくつろぐ麦次郎。いつもよりコワい顔になっている。

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