わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

熊野純彦「美と倫理のはざまで カントの世界像をめぐって」(3)

「群像」1月号掲載。哲学の領域とその区分について。純粋理性の哲学=予備学+哲学的認識の全体。

 批判とは否定ではなく、認識の可能性と不可能性のあいだで限界線を引き、境界を設定する作業のこと。

 形而上学とは、実質的な哲学認識のこと。形而上学=自然の形而上学+倫理の形而上学

 哲学的思考が論じるべきことがらとは、自然学、倫理学、論理学。すべての理性認識は、実質的であるか、形式的であるかのいずれか。そして形式的な理性認識が論理学形成する。実質的な理性認識は自然学(自然の法則を解き明かす学問/合理的)と倫理学(自由の法則を解き明かす学問/経験的)に分かれる。

 あまり理解できていないので、メモみたいになっちゃうな。

 

群像 2016年 01 月号 [雑誌]

群像 2016年 01 月号 [雑誌]

 

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