わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

待合室の騒然

 五時四十五分起床。ひどいノドの痛み。洗面後に体組成計に乗るのが日課なのだが、びっくりするくらい代謝が落ちている。ただし熱はない。朝食と麦次郎の世話(健康そうないいウンコをした)を済ませてから、かかりつけ医に電話して夕方に予約を取る。

 麦次郎、皮下輸液170cc。

 仕事。某案件のキャッチフレーズ開発。久しぶりに万年筆を使う。新鮮。新規の依頼が二本ほど。どちらも楽しみな内容。

 十六時、クリニックへ。おそらくインフルエンザに感染したのだろうが、体力があるので症状が出ないだけっぽいとのこと。ありゃま。タミフルではないが、あれこれ薬をいただく。

 診察を待っている時に、ベージュのダウンを着た女性が入ってきた。立ったまま問診票を書いているのだが、その間、ずっと、ウン、ウウウウウウ、ウウウン、とうめきつづけている。なんだこの人、と思ったが、受付の方との話をちょっと聞いたところから判断するに、喘息の発作が原因で肋骨を折ってしまい、喘息は放置したまま整形外科に行ったら、このままじゃ処置できないからひとまず喘息の名医を紹介するのでそこで発作を抑えてもらって、それからまた来なさい、と言われたらしい。ずっとうめきつづけているので、待合室が騒然となった。

 帰宅後、仕事再開。なんとか午前中の案件は終わらせることができた。もう一件、別の作業が残っているのだが、これは土曜にまわすことにして一度仮眠を取ることに。横になったら、あっという間に一時間が過ぎた。

 夕食は水餃子。

 夜は活字の読書はせず、Kindle版の『佐武と市捕物控(1)』の後半を読んだ。演出の巧みさには本当に驚く。『ジュン』でやった実験がしっかり活かされている。いや、逆かも。この作品でやったことを極端にしたのが『ジュン』なのかも。どっちが先に書かれているか知らないけど。