わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

「東西狂言の会」へ

 六時三十分起床。晴天。麦次郎、朝からテンションが高い。大騒ぎして、おしっこ失敗、ウンコといういつもの流れ。ベランダの観葉植物に水をやっていたら、陽にあたりに出てきた。

 午前中は掃除に精を出す。

 パンで昼食後、妻と三鷹へ。三鷹市公会堂で、一年ぶりの狂言「東西狂言の会」を見る。爆笑。

「膏薬煉」…茂山家。都と鎌倉、二つの土地それぞれの薬の調剤の達人が腕を競い合うのだが、前半はばっかばかしい自慢しあい、後半はドリフ的な動きのコントへ。

「吹取」…野村家。花嫁募集中の独身男が「京都の五条の橋の上で吹けば運命の女性と出会える」というお告げを受けるが、自分は笛なんて吹けないものだから吹ける知人に演奏を頼んだら、女性とは確かに出会えたのだが…。ベタな展開と動きの絶妙さについ爆笑してしまうものの、いつの時代もブスは嫌われちゃうという悲しさに、少し考えさせられてしまったり。

六地蔵」…野村家。田舎者が都で詐欺師にダマされそうになるが、詐欺師のほうが数段アホだった、という話。コミカルな動きには時代を超えた普遍性がある、ってことかな。いやあ、笑った笑った。

mitaka.jpn.org

 

 

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 山田文具店(だったかな)という有名な文具店があるのだが、併設されているカフェで一休み、と思ったら閉店になっていた。しかたないので少し文具を見てから(RotringのTikkyのイエローを買おうと思ったものの、0.5mmのシャープペンシルは買いすぎて使っていないものまである状況なのでヤメた)、そのさらに隣りにあるHI FAMIGLIAでコーヒーとケーキ。さりげなく凝った感じで、好感の持てるおいしさ。壁に貼ってあったVOLVOのコンセプトカーのポスターのリトグラフのデザインがとてもおもしろかったので写真に撮ってから帰ろうと思ったのだけれど、忘れちゃった。

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三鷹のカフェ Cafe Hi famiglia(ハイファミリア) -カフェのある生活-

 

 荻窪へ移動。椿屋珈琲店でコーヒー豆を買ってからバスで鷺宮へ向かい、さぎのみや動物病院で麦次郎の皮下輸液セットを購入。先生、看護師さんと少し雑談。看護師のNさん、狂言ファンだそうだ。M先生とは、若い雄猫は埃っぽい匂いがすることがあるよね、という話で盛り上がる。

中野区鷺宮|さぎのみや動物病院|犬・猫・うさぎ・ハムスター・フェレット・小鳥

 阿佐ヶ谷まで歩く。ペットのコジマで猫ゴハンなど。本当はそろそろ新しいセキセイインコを迎え入れたくて、荻窪西友の池田牧場やこのお店などをチラチラ見ていたのだが、わが家の歴代セキセイとの出会いのような、あ、もうこの子しかいない、この子を連れて帰って育てなければ、という運命的な直感はまるで感じることができず、結局どの子も買わなかった。別の休日に、小鳥専門店に行ってみようか、と計画中。

 阿佐ヶ谷から荻窪へ電車で移動し、ルミネで韓国弁当を購入。二十時過ぎに帰宅し、これを夕食にした。おなかいっぱい。

 読書は『わたしを離さないで』を帰宅後少し読んだが、足が疲れすぎて集中して読めず。十分で断念した。

 

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

 

カズオ・イシグロの作品はこちら。