2016-05-03 佐伯一麦「山海記」(2) 読書日記 日本文学 小説 「群像」2016年5月号掲載。語り手の水害地を巡る旅はつづく。旅の途中で思い起こされる震災の記憶、そして被災地である東北の、蝦夷としての歴史。歴史的には日本という国の外部と扱われていたという事実と、復興に対する国などのスタンスが、どうしても重なりあってしまう。 群像 2016年 05 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/04/07 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 佐伯一麦の作品はこちら。